どうも、yuppyです。
ケラリア・ピグマエアの自家採種種子から実生をしてる趣味家です。
今回は、即発芽したものの、そこからの展開が停滞して多数ロストしてしまった原因について考察します。
即発芽したケラリア・ピグマエアの種子たち
もう何度もケラリア・ピグマエアの実生を行っていますが、いずれも発芽は非常に早いですね。
基本的にどれも1〜2日で発芽しています。
逆にこの間に発芽しなかった種子は、その後いくら経っても発芽しない印象です。
今回も例外なく、発芽するものは1日で発芽して、発芽しなかったものはその後1週間経っても発芽しませんでした。
正確に数えたわけではありませんが全部で6、70粒くらいあったと思います。
そこから発芽したのが40粒程度。
発芽率としてはだいたい60%ってところでした。
いつもベンレート+メネデール水で発芽させてます。
発芽した種子から用土に蒔く
発芽したのから植え付けてすでに40粒。
ちなみに昨日浸したばかり🤣
あと何粒発芽するか pic.twitter.com/ZRP1Tf8TBZ— yuppy🌵 (@yuppy7367) February 27, 2024
今回は、水耕で発芽したものから用土に蒔くようにしました。
そうすれば確実に展開してくれるなーと思ったんですよね。(実際は違ったんですけど)
即発芽したものの停滞して展開しない
発芽した種子を用土に蒔いていきましたが、一向に起き上がろうとしないものがチラホラ。
いつもなら1日2日で双葉を展開してくれるんですけど、今回はまったくその気配がありませんでした。
よく見ると、発芽した状態のままちょっと緑になっていたり、根の出来損ないみたいなやつが出て、ちゃんと土に潜れていないような状態になっていました。
成長障害みたいな症状です。
即発芽したものの停滞してロストしてしまった原因は?
素人の判断なので正解ってわけではないですが、今回は考えられる原因がありました。
それが下記です。
- 種子の鮮度が悪かった
- 光量足らず
- 温度不足
種子の鮮度が悪かった
今回蒔いた種子は2023年7月採取の種子で、蒔いたのが2024年2月です。
半年以上温湿度管理もせず放置していた種子を蒔きました。
実は、この種子と同ロットの種子を2023年12月に50粒蒔いていますが、その際は40%ほど発芽して発芽したものはすべて順調に成長しています。
このことから鮮度の差はあるのかなーと思った次第です。
ちなみに蒔く時期を分けた理由は、多すぎて蒔ききれなかったというだけです。
発芽率がそこまで良くなかったのと場所がちょっとできたので、今回追加で蒔いたというわけです。
光量足らず
次に光量足らずですね。
今まで管理していた環境よりも、ちょっと光量が弱いところで管理していました。
正確に言うと、単灯ライトをものすごい遠いところから照射していました。
光量不足により、発芽後の展開スイッチが入らなかったのかなーと思います。
「暗くてどっちに根を伸ばせばいいかわからないよ〜」な状態になったのでは?という推測です。
温度不足
最後に温度不足です。
発芽するまでは25〜30℃の環境で管理していました。
そこから、用土に蒔いたあとは日中は22℃前後、夜は10℃程度の環境に切り替えました。
それでもヒーターマットは使ってました。
冬型だから多少寒いのは行けるでしょ!という判断でこうしたわけですが、ちゃんと根を張るまではもうちょっと温度必要だったのかな?と思う次第です。
鮮度のいい種子を買おう!蒔こう!
今までと違う点がいくつかあったので原因の特定には至りませんが、とにかく鮮度は大事だと思います。
市場にも度々ピグマエアの種子が出回りますが、購入する際は鮮度を重視しましょう!
鮮度が良いと発芽後の体力もあるので、展開・根張りも変わってくる・・・ような気がします。
今年は取れるかわかりませんが、種子が取れたら今度はすぐ蒔こうと思います。