こんにちは、yuppyです。
コミフォラ・カタフは白肌の幹と黒い枝が特徴的な灌木です。
私はその可愛らしく美しいフォルムに惹かれ、いつかは迎えたい!と思っていた植物の1つです。
そんなコミフォラ・カタフがタイミングよくベアルートで手に入ったので、今回は「コミフォラ・カタフの発根管理」を行っていきたいと思います。
コミフォラ・カタフはどんな植物?
白肌でつるつるとした幹と枝を切った際の芳香が特徴的な灌木です。
イエメンとサウジアラビアが主な原産国ですが、日本市場で高額取引されているカタフはソマリア産が多く、ソマリア・カタフなんて呼ばれたりしています。
標高400〜1500mの不毛な岩場や荒れ地に自生していて乾燥に強い植物です。
白肌ででっぷりとした幹と盆栽のような出で立ちから、塊根植物愛好家の間で人気があります。
同品種の生産地違い?でコミフォラ・カタフ ターカネンシスと呼ばれる植物があります。
白い幹は同じですが、葉性が若干異なり、(ソマリア)カタフは丸葉、ターカネンシスはギザギザで先が細くなっている特徴があります。
ただ、販売しているものを見ても混在している物も見受けられるので、販売者さんの中でもその辺は曖昧になっているのかもしれません。
そして、ターカネンシスのほうがかなりお安く購入できます。
相場としては、(ソマリア)カタフが10万円前後、ターカネンシスは2万円〜といったところです。
コミフォラ・カタフのベアルート株を共同輸入で購入
今回は「共同輸入」という形でInstagramのフォロワーさんより購入させていただきました。
小さめのコミフォラ・カタフが欲しかったのでナイスタイミングでした。
あくまでもコミフォラ・カタフ(ピュア)と聞いていましたので、ターカネンシスではない認識で購入しています。
まぁ、どちらにしても相場からしたら安くゲットできたので純粋に発根管理を楽しんでいきたいと思います。
コミフォラ・カタフ到着
10月19日、秋の冷たい空気を感じる中、「ブツ」が到着しました。
当たり前ですが写真で見たものと同じものでした。
軽くてビビる
カタフが入っているであろうダンボールはとても軽く、本当に「モノ」が入っているか心配なくらいでした。
ですが、ちゃんと入っていましたw
信用できる業者さんですのでそのへんは大丈夫だと思っていますが、やっぱりこの界隈は今混沌としている部分があるので詐欺とか偽物とかすでに死んでたとか怖いですよね。
ですので皆さんも、信頼と実績のある業者さんを選んで購入するようにしてください。
発根管理のための下処理
それでは早速、発根管理の下処理をしていきたいと思います。
株全体をベンレート殺菌
まずはおまじないのベンレート殺菌。1時間くらい漬けました。
株全体を漬けたのですが、なんと水に浮きましたw
パキプスだと生きている1つの基準が水に沈むかどうか(水に沈めば生きている)なので、水に浮いたカタフは衝撃でした。
すでに死んでいるんじゃね?と思いましたね。
主根をカット
主根がかなり長かったので、どんな鉢でも合わせられるようにそれなりにカットしました。
一応、挿し木をするときみたいに水切り&斜め切りをしました。
断面は白くてとてもきれいでした。
さすが香木!独特ないい匂いもしました。
軽さ(水に浮く)は気になりますが主根はいけそうです。
オキシベロン&ベンレート溶液に24時間漬ける
オキシベロン40倍&ベンレート溶液に主根部分を24時間漬け込みました。
季節が季節なので、室温30℃程度の温室に入れ、レンズヒーターを巻いて水温も30℃以上維持するようにしておきました。
下処理編はここまでになります。
次回は植え込み〜芽吹き編です。
引き続きお付き合いお願いします!
それでは皆さん素敵なBOTANILIFEを!