どうも、yuppyです。
今回は、冬型塊根植物の中で1番好きな「ケラリア・ピグマエア」の葉性についてです。
私は専門家でもなんでもない趣味家です。
ここからの話は、実体験や調べて得た情報、仮説が含まれることをご承知おきください。
また、エビデンスのある情報をお持ちの方はコメントいただけると助かりますm(__)m
ケラリア・ピグマエアの葉の特徴
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まずは簡単に、ケラリア・ピグマエアの葉の特徴を紹介します。
そんなん知ってるよ!って方は次項からどうぞ!
ケラリア・ピグマエアの葉は、多肉質で弾力のある質感をしています。
株に水分が十分にないと葉は萎れていき、水分があるとぷっくり膨れていきます。
この性質から葉に水分を蓄えていると考えられえますが、ベアルートで来日するピグマエアは葉が落ちたものが多いです。
それでも発根し、生きることができていることから、塊根部でも水分を蓄えられる構造なのでしょう。
ケラリア・ピグマエアは、休眠期とされている夏場でも葉を落とすことなく付けているため、1年中緑を楽しむことができる植物です。
葉を落として休眠するような植物ではないと個人的には思っています。
うちのピグマエアだけだったら言ってください。
ケラリア・ピグマエアの葉で葉挿しはできる?
私が挑戦したところ、枝挿しは成功しましたが葉挿しはできませんでした。
他に試した方の投稿を見たことがありますが、その方もうまくいかなかったとおっしゃっていました。
多肉質な葉なので多肉植物のようにいくかと思いましたがそうではなかったみたいです。
チャレンジするなら枝挿しがいいと思います。
何度か剪定した枝を枝挿ししていますがほぼ成功していますので枝挿しでの発根確率は高いように思います。
実生株と現地球の葉性の違い
我が家には現地球も実生株もいますが、比較すると葉性はちょっと違います。
具体的には、葉の大きさと形が違います。
実生株の方が1枚の葉が大きく、平べったい形状をしています。
一方、現地球は1枚の葉が小さく丸みがあります。
現地球に平べったい葉があるのは私の管理がいけないのだと思います。
現地で元々付いていた葉は小さくて丸い形状をしています。
実生株の葉性の違い
実は実生株同士でも葉性が異なります。
いずれも丸葉葉性の親株から取れた種子から生まれた子たちですが、ご覧のとおり葉性の違いがあります。
大きな葉になってしまっていますが、1株だけビーンズのような丸葉の子がいて、あとは平べったい葉性です。
1番期待してるのはこのビーンズ君ですが、どの株も親は同じなので、ここからどう変化していくのか楽しみです。
こう見ると、丸葉葉性は生まれたときに決まるの?と思われるかもしれませんが、実はそうでもないみたいです。
だれでもどんなピグマエアでも育て方次第で丸葉を作れる可能性があります!たぶん・・・
どんなケラリア・ピグマエアでも丸葉・粒葉は作れる!?
まず見てほしいのは私の現地球ピグマエアの葉です。
小さい丸葉と平たい葉が混在しているのがわかるでしょうか?
ざっくり分けると、小さい丸葉は現地で残っていた葉が復活したもので、平たい葉は発根後に出てきた新しい葉です。
現地では丸葉だったけど日本で私に管理された結果、平たい葉になったということになります。
うん・・・私の育て方の問題・・・
つまり、環境的な問題で葉性が変わるってことです!
では、具体的にどのような環境であれば丸葉を作れるかというと、
- 日差し強め
- 風多め
- 水少なめ
で管理すると丸葉、粒葉が目指せます!
冬型ですが、グラキリスとかと同じ環境で育てるのがいいかもしれませんね。
私もチャレンジ途中ということもあって、具体的にこの光量で風の強さはこうで、水の量はこのくらいとは言えません。
その人の地域環境や育成環境の問題も出てくるので、具体的なことを言えたとしても再現性はなさそうですね。
さらに、葉の生え変わりや成長とともに丸葉になっていく説もあって、私が1年以上育てている実生株は、もともと平べったい葉でしたが、最近丸葉が出てきています。
とくに環境を変えたわけではないので、生え変わりなのか、成長による変化なのかは定かではありませんが、葉性が変化していっている状況です。
育成上手な方はもっとぷっくりで丸々した葉を作れますが、現在の私はこんなもんです^^;
ただし、情報によると、丸葉・粒葉になりやすい株、なりにくい株はあるみたいですね。
なので、丸葉、粒葉葉性の生まれ持ったポテンシャルが欲しいのであれば、実生する際は親を選んだ方がいいと思います。
親株が丸葉なら子株もそのポテンシャルは持ってますので後は環境次第、といったところでしょうか。
私の実生株たちも親のポテンシャルは間違いなかったのであとは環境だけです。
とはいっても、現在は塊根部を育てるために甘々管理にしちゃっている部分がありますが・・・
さいごに
- 環境次第で丸葉・粒葉を目指すことは可能
- 葉の生え変わり、成長で葉性が変わる
- 遺伝もあるので、実生する際は丸葉葉性の親株からの種子を入手すべし!
ケラリア・ピグマエアは葉性、塊根部、どこをとっても魅力的で追求したくなる植物ですね。
現地球もいいですが、実生からでも早い段階から楽しめるので非常におすすめです!
それでは皆さん素敵なBOTANILIFEを!