成長記録

実生パキポディウム・ウィンゾリーの育て方と1年間の成長記録

こんにちは、yuppyです。

今回は、実生のパキポディウム・ウィンゾリーの育て方と、実際に我が家で育てているウィンゾリーの成長記録を見ていきます。

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実生約2年のパキポディウム・ウィンゾリーをネットで購入

到着時の状態

信頼できる販売者さんから購入しました。

購入時期が冬場だったのでほとんど葉が落ちている状態でした。

ウィンゾリーは他のパキポディウムに比べて高価な印象がありますが、実生なのでお手頃価格(それでもアンダー1万円程度しますが)でした。

現地球はとてもじゃないですが手が出ないですね^^;

そもそもCITES指定されている植物なので現地球が出回ることも少ないです。

私の育成目標は、現地球のような荒々しくもファットな見た目を目指すことと、深紅の花を拝むことです。現地球の姿を超えられたら実生冥利に尽きますね。

さらに先の目標は、自家受粉させて種を取ることですね。

なんとか自分が死ぬまでに達成したいですが、最悪は息子に託すことも視野に入れつつ・・・

到着後すぐに植え替え

植え替え

2号?スリット鉢に植えられた状態で到着しました。

しばらくこのまま養生しようと思ったのですが、植わっている鉢内から何やらもぞもぞと動く小さな虫を発見してしまったので早々に植え替えることにしました。

虫が苦手とかの話ではなく、もしも害虫で他の植物(アガベ)に影響を与えたら・・・と考えた結果です。

室内管理をしている時期だったこともあります。

VALIEMスカル鉢に植え替えました。

植え替え後の姿

鉢が3号サイズなので、植わっていた鉢よりも一回り大きなサイズへの植え替えとなりました。

ちょこっと出ている両手がかわいい。

植え替えで使用した用土

今回使用した用土はベストソイルミックスです。水はけ重視で選んだ土になります。

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ただ、まだまだ子株なのでベストソイルミックスに入っているベラボンがいい感じに保水してくれるかなーという期待も込めての選択です。

株が小さい、鉢も小さい、水はけがいい土というのは夏場の管理に不安をきたす可能性があるので気持ち保水的な?

今回、元肥は入れませんでした。

この植え替えのタイミングでは自分はまだまだ知識不足でしたので肥料を入れないという選択をしたのですが、ファットな見た目を目指すならここで元肥を入れておくべきでした。

現地の栄養の少ない土をイメージして元肥は入れなかったのですが、今思えば成長を鈍化させただけだったなーと思っています。

肥料のあげすぎは徒長であったり肥料焼けの原因にもなりかねませんが、ちゃんと用法容量を守れば爆速で育成できる起爆剤になってくれるのが肥料だということを最近学びましたね。ええ。

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パキポディウム・ウィンゾリーの育成環境

夏場の管理

  • 屋外、直射日光管理
  • 水やりは2日に1回程度たっぷりと
  • 液肥、追肥なし

雨ざらし、直射ざらしのスパルタ育成をしていました。ただ、まだまだ子株なので水やり頻度は多めにしていました。

真夏の一番暑い日は毎日水やりしていた時もありました。

真夏の水やりは主に、涼しくなった夕方に行っていました。

現地を意識して肥料関係は一切あげていなかった頃ですね。(今年の夏はガンガン肥料をあげて太らせようと思っています)

梅雨の時期も外管理でしたが、とくに蒸れることなく成長してくれましたね。

これが日本育ちの実生のポテンシャルなのかもしれません。

冬場の管理

  • 室内LED(アマテラス、ヘリオス)管理
  • 温度 最低10℃程度
  • 湿度 30~70%程度
  • 扇風機で24時間送風
  • 水やりは土が乾いたらたっぷりと
  • ハイポネックス液肥とリキダスを交互に投与

10月頃、外気温が最低15℃を下回るようになったぐらいで室内に取り込んでいます。

まったく休眠させるつもりもなく、冬場もガンガン育成スタイルな環境で育てています。

冬場の断水、肥料ダメ!と言われていますが、うちの子は休眠させていないのでお構いなしに与えています。

夏とは打って変わって甘々スタイルで育成しているので、今のところ夏よりも成長が早い状況です。

パキポディウム・ウィンゾリーの成長記録

ここからはウィンゾリーの育成記録を見ていきます。

迎えたときの状態

到着時の状態

冒頭でも紹介しましたが、このような状態で到着しました。

胴体がふっくらしていて、両手を挙げているような姿でとても可愛い形をしていました。

これからの成長が楽しみです。

迎えてから3ヶ月後

2022年5月4日

少し時間が空いてしまいますが、こちらが迎えてから3ヶ月後の姿です。

室内管理をしていたこともあり、休眠期間は短く、すぐに葉が出てきて茂りました。

葉性は幅広でバロニーよりもウィンゾリー寄りな印象です。

個人的に、バロニーよりもウィンゾリーのほうが好きなのでウィンゾリーでよかったです。

迎えてから4ヶ月後

2022年6月11日

迎えたときよりも幹が太ってきた感じです。

両腕の葉は茂っていますが、頂点の葉がまったく成長しません。

迎えてから8ヶ月後

2022年10月24日
2022年10月24日

夏場は外管理で過ごしていました。

外気温が15℃以下になるまで粘った結果、紅葉してきました。休眠に入ろうとしていますね。

緑と黄色のコントラストが美しいです。

あと、最初はウィンゾリーのような幅広な葉が多かったのですが、ここにきてバロニー寄りの細長い葉が出てきました^^;

この変化はなんなんですかね?途中から葉性が変わることってあるんですかね?

非常におもしろいですね〜

迎えてから1年後

2023年1月9日(ぼやけてる・・・)
2023年1月9日
2023年1月9日

1年といいながら正確には11ヶ月後の姿ですが・・・

トップの成長は完全に止まり、ひたすら両腕が成長していますw

幹もそれなりに太っているように見えますが、やっぱり両腕がすごいですね。

上手な人は1年管理するだけで結構見ごたえある姿にしているので私はまだまだですね。

夏場にスパルタ管理していたせいもあるかもしれませんが成長は遅いと思います。

それと、10月に紅葉して休眠に入ると思われましたが、その後の室内管理で再び盛り返してきてこんな感じですw

休眠させたほうがいいという話も聞きますが、とりあえず元気に成長しているのでいいかなーと思っています。

幹を太らせることを最優先で育成中です。

迎えたときと1年後の姿比較

2023年1月9日

画角が違くて申し訳ないですが、こう見るとちゃんと成長していますよね?両腕が・・・

この1年でなんとなく育てる感覚が掴めた気がするので、2年目はさらなる成長を期待してブーストをかけていきたいと思います。

肥料マシマシの水多め管理にシフトして様子を見ていきます!

こういう管理でも問題ないと判断できるようになっただけでもこの1年の収穫になったなと思います。

塊根植物を育てるにあたって水多めの管理はなかなかリスクありますが、いけるいけないの線引ができるようになったのは大きいですね。

感覚的な部分があるので「こうしたらこう!」とは言えないのですが、なにか指標になるようなものがもしも見つかったら情報発信したいと思います。

日々、トライアンドエラーです!!

それでは皆さん素敵なBOTANILIFEを!

ヤフオクで購入したパキポディウム・ウィンゾリーの種子で実生に挑戦【下処理~発芽編】  パキポディウム・グラキリスに魅了されて塊根植物にハマってしまった私ですが、この度、パキポディウム・ウィンゾリーの実生に挑戦します! ...

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