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【完全ガイド】塊根植物に合う鉢の選び方とおすすめブランド|カタチ製作所・VALIEM・BOTANIZEなど

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塊根植物(コーデックス)を育てるうえで欠かせないのが「鉢選び」。
見た目のデザインだけでなく、通気性・水はけ・素材によって生育スピードや根張りが大きく変わります。

私はコーデックス・アガベ歴4年で、これまで数十種類の鉢を使ってきました。
作家鉢もいくつか所有しており、特にカタチ製作所・VALIEM・invisible ink・BOTANIZEの4ブランドには強く惹かれています(過去形のものもあるが…)。

ただし、これらの鉢は抽選販売やイベント限定でしか手に入らないことも多く、初心者の方が最初から狙うには少しハードルが高いのも事実です。

そこで本記事では、前半で人気ブランド鉢を紹介したうえで、後半ではAmazonや楽天でも買えるおすすめ鉢を中心に紹介します。
見た目も良く、育成にも最適な“使える鉢”を厳選しました。

ブランド鉢4選|塊根植物好きなら一度は憧れる

まずはコーデックス好きなら誰もが憧れる人気ブランド鉢から。

1. カタチ製作所

国内の作家鉢の中でもトップクラスの人気を誇るブランド。
一つひとつ手作業で造形されており、炎による表情の変化や釉薬の滲みが魅力。
ネット抽選や限られたイベントでしか入手できませんが、所有欲を満たす“芸術作品”のような鉢です。
私自身大好きなブランドで、現在8鉢所有しています。3年かけて集めました。
一気に集めたい人はギャラリー解放のタイミングで入手するのがおすすめです。

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2. VALIEM(バリエム)

ギザギザ模様の「MONSTER MOUTH」シリーズで一躍有名に。
invisible inkに影響を受けたデザインながら、より量産化されており流通量が多いのが特徴。
それでも人気は非常に高く、発売と同時に完売することもしばしばです。
最近では「GHOST」シリーズがリリースされ、どんな植物にも合うシンプルなデザインが採用されています。よりブランド色が強化され、進化を続けているのが特徴です。

3. invisible ink(インビジブルインク)

「ギザギザ鉢」の元祖ブランド。
高温焼成による独特のマット質感と、一点一点手作業で成形される造形美が特徴。
抽選販売でしか入手できないため、手に入れたときの喜びは格別です。
2025年でブランド設立13周年ということで、13周年デザインが創出されました。

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4. BOTANIZE(ボタナイズ)

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塊根植物カルチャーを牽引するブランドで、国内外の作家とのコラボ鉢も多い。
中でもBOTANIZE × 豪人鉢などの限定シリーズはコレクター垂涎。
ただし販売数が限られるため、発売情報のチェックは必須です。

一般でも買えるおすすめ鉢|Amazon・楽天で選ぶ育成重視タイプ

上記の作家鉢は魅力的ですが、「実際に使う」「植物を育てる」観点では、市販の鉢も非常に優秀です。
ここでは、初心者から中級者まで幅広くおすすめできる鉢をタイプ別に紹介します。

1. 陶器鉢|見た目と安定感を両立

デザイン性が高く、重量があるため安定感が抜群。
塊根植物やアガベの“ディスプレイ映え”を重視する方におすすめです。

陶器鉢は保水性が高く、乾燥しやすい室内管理にも向いています。
ただし重量があるため、頻繁な植え替えにはやや不向きです。

2. テラコッタ鉢(素焼き鉢)|通気性と排水性が抜群

根腐れを防ぎたい人には定番の素材。
通気性が良く、鉢内の湿度を自然に調整してくれるため、根の健康を保ちやすいのが魅力です。

夏場の蒸れやすい時期には最適。特にアガベやオペルクリカリアなど、乾燥を好む種におすすめです。

3. プラスチック鉢(スリット鉢)|扱いやすくコスパ最強

軽量で扱いやすく、根の成長を促す構造が魅力。
特に最近は「スリット鉢」が人気で、プロの生産者も愛用しています。

  • 王道!プレステラ— 根張りが良く、通気・排水バランスが優秀。
  • ルートポット — 根張りが良く、通気・排水抜群!植替えラクちんで最近注目しているプラ鉢です。
  • DaisoやSeriaのプラ鉢 — 実は侮れない。軽くて扱いやすく、試行用にも最適。

私自身もいろいろ試した結果、結局プラ鉢に“出戻り”することがあります。
軽くて管理がしやすく、屋外でも扱いやすい万能タイプです。

4. その他おすすめ素材鉢

  • セメント鉢— 無骨な雰囲気でインテリア性◎。ただし重め。
  • FRP鉢 — 軽くて丈夫。大型株の植え替えにもおすすめ。
  • ファイバークレイ鉢 — 通気性と耐久性のバランスが良く、屋外向き。

筆者おすすめの組み合わせ

見た目と育成効率を両立させたい場合、以下のような組み合わせがおすすめです。

  • 屋外管理 → テラコッタ鉢 or スリット鉢(通気性重視)
  • 室内・観賞用 → 陶器鉢(デザイン性重視)
  • 育成途中の株や播種 → プラ鉢(コスパと作業性重視)

特に育成メインの方は、まずは扱いやすいスリット鉢から始め、調子が安定してきた株を陶器鉢へ“昇格”させると良い流れです。

【まとめ】見た目も機能も、自分の育て方に合った鉢を

鉢選びは「見た目」だけでなく、「植物にとっての快適さ」も大切です。
作家鉢は所有する喜びがありますが、普段の管理には市販の鉢でも十分に対応可能です。

私自身、カタチ製作所やVALIEMなどの作家鉢も愛用していますが、育成用としてはAmazon・楽天もしくはホームセンターで買える鉢の方が使いやすく、結果的に株も安定しています。

あなたの植物とライフスタイルに合った“理想の鉢”を見つけて、より充実したBOTANILIFEを楽しみましょう。

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