どうも、yuppyです。
今回は、発根管理からお世話をしている現地球ケラリア・ピグマエアの強剪定の方法と、実際に強剪定した様子、その後の株の状態について紹介します。
ケラリア・ピグマエアの強剪定方法
強剪定の方法は以下の通りです。
1. 適切な時期: ケラリア・ピグマエアの強剪定は、春から初夏にかけて行います。成長期に剪定することで、新しい芽吹きが促され、植物が活発に成長します。
2. 適切な道具: 剪定には、清潔で鋭利なはさみを使用します。錆や汚れがないことを確認し、植物を病気から守りましょう。
3. 剪定のポイント:
- まず、枯れた葉や枝、病気の部分を取り除きます。
- 茂りすぎた枝を選び、基部から切り落とします。
- 主枝や側枝の先端を切り詰め、樹形を整えます。
- 中心部に向かって伸びる枝を切り、通気性を向上させます。
4. 剪定後のケア: 剪定後は、水やりや肥料の調整を行います。乾燥に注意し、適切な水分を保ちましょう。
以上の方法で、ケラリア・ピグマエアを美しく、健康的に育てることができます。強剪定により、植物は活力を取り戻し、魅力的な姿を保ち続けます。
というのが一般的な方法です。
私は上記の方法は参考程度にして、鋭利な剪定用ハサミは使ったものの、剪定時期は冬に行いました。(冬型塊根植物だから大丈夫でしょ、という判断です)
ただ、剪定後の処理に関しては慎重に行っていて、切り口から雑菌が入らないようにベンレートによる殺菌処理を行っています。
トップジンMペーストを塗布する方法もありますが、見た目が良くないのでベンレートにしました。
下記で紹介しますが、見た目を損なわない癒合剤もあるのでそれを使うのもありです。
ケアヘルスOは粘着性のある透明の癒合剤です。
乾燥せずにずっとベタついていますが水には溶けません。
見た目を気にするならベストですが、なんせベタつくのでよく触る植物には向きません。
カルスメイトはトップジンMペーストに近い癒合剤ですが、色が茶褐色で木の色に馴染みます。トップジンより目立たなくておすすめです。
現地球ケラリア・ピグマエアを実際に強剪定してみた
強剪定する前の状態がこれ↓
ワサワサです。
少し前に気合い入れて撮影した写真が↓
小さな巨木って感じでこのままでも好きなんですが、徒長した枝が多くなってきたのと葉が平べったくなってきたので剪定することにしました。
剪定中の写真は撮ってません。
剪定中は、なんとなく形を見ながらもガシガシ切っていきました。
そして最終的にこんな状態になりました↓
最初の状態からしたらとても寂しくなってしまいましたが、幹の形状がわかるのでこれはこれでいいかな。
一応葉は少し残しました。
健康のバロメーターというか、葉の状態を見て水やり頻度を決めるために残しました。
それと葉に蓄えた水分で生きてもらう意図もあります。
切り口が白くなっているのはベンレートです。
ベンレート粉を少量の水で溶いて塗布しています。
強剪定をしたその後
強剪定後、約2週間経過した段階で新芽が出てきました。
成長期ならもっと早かったと思いますが、とりあえず一安心です。
強剪定前の枝は徒長している箇所もあったので、今後の育成方針としては、
- 葉を密にする
- 丸葉にする
この2点に重点をおいて育成していきます。
②に関してはもともとの株のポテンシャルも関係してくるのでどこまでコントロールできるかわかりませんが、環境影響も確認しながら目指したいと思います。
【結論】ケラリア・ピグマエアは強い!
結論、ケラリア・ピグマエアは強いですね。
今回の強剪定もそうですが、以前植替えた際も調子を崩すことなくここまで来ました。
乾燥にも強いし、休眠もしない(管理環境による)し非常に育てやすい塊根植物だと思います。
\一家に一株、ケラリア・ピグマエア!/