発根管理

コミフォラ・カタフ(ピュア)Commiphora kataf ( pure ) の発根管理に挑戦!

こんにちは、yuppyです。

今回は、コミフォラ・カタフ(ピュア)の発根管理に挑戦しましたので、管理方法と経過について綴ります。

”ピュア”と表記しているのはターカネンシスと区別するためです。今回のカタフはソマリア産の原種(ピュア)カタフで間違いなさそうです。

コミフォラ・カタフ(Commiphora kataf)とターカネンシス(ver.turkanensis)の違いについて徹底調査してみた結果こんにちは、yuppyです。 当ブログを立ち上げて1ヶ月程度なのですが、嬉しいことにすでにコメントをいただけるようになりました。 と...

それではご参考にどうぞ!

Instagramの抽選販売にて購入

購入先はInstagramのDM抽選販売でした。

抽選販売ですので私が購入できたということは当選したわけですけど、倍率もよくわからないのでそのへんは販売者の販売手法かなぁーと。

それでも上の画像を見て私に刺さる樹形だったことは確かで全力で応募してました。値段的にも良心的でした。

到着時の状態と下処理

はい。ということで無事に到着しました。

私好みのいい樹形です。

カタフ原種ならではの厚めの白肌に黒枝が魅力的です。サイズも思ったよりありました。

近くから見るとこんな感じ。

これはよくなかった点になりますが、思ったよりも表皮のキズが多く、せっかくのツルツル白肌が残念な姿になっていました。販売者さんの写真や動画では分からなかった部分です。

その点を販売者さんに伝えたところ対応が悪かったのも良くなかったですね。

返品しようと思ったわけではなく、表皮のキレイさも重要な植物なので、キズがあるならその点は事前に分かるように伝えるべきですよ~って言ったんですけどね、響かなかったみたいです。残念ですが同じ販売者さんからの購入はないですね。

とまぁグチはここまでにして、植物に罪はありませんので発根管理とそれ以降の管理は頑張りますよ~!

主根の状態

主根を少しカットしてみました。状態はよさげです。コミフォラ特有のいい香りもします。

下処理は、

  1. ダコニール1000倍希釈漬け2時間程度
  2. オキシベロン100倍希釈漬け24時間
  3. 以降、土耕管理

過去いくつかコミフォラの発根管理を行っていますが、いずれもこの下処理に落ち着いています。もちろん発根しています。

下処理後、土耕にて管理開始(すでに芽吹きあり)

下処理完了後、発根管理用用土へ植えました。発根管理用用土は硬質赤玉土ベースの無肥料用土になります。

私は自分で作った土を使っていますが、水はけがよく、無肥料用土であればなんでも使えると思います。

自家配合用土については下記記事をご参考ください。

【最新版】アガベ・塊根植物用オリジナル自家配合用土を紹介どうも、yuppyです。 今回は、アガベ・塊根植物用用土の最新版の配合を紹介していきます。 基本的には去年、一昨年と使ってき...

水やりに関しては、浅めの腰水で管理していきます。

あとは朝晩の霧吹きで湿度を保っていきます。

こんな感じで芽吹いてきました。

スタートダッシュよさげです!

発根管理開始から2週間後

20241010

あまりに順調だったのでほとんど写真を撮らないまま2週間経過してしまいました。

芽吹きは増え、はじめから出ていた芽吹きはさらに成長しています。

根は確認していませんが、さすがにまだ出てないと思います。

発根管理開始から4週間後

20241024

さらに2週間経過しました。

太枝からの芽吹きも出てきました。個人的にこれが出てくると嬉しいです。

葉の形が分かるまでになりました。

芽吹きと葉の展開スピードが早くなったような気がします。

確認していませんが、たぶんもう発根しているでしょう!

鉢底から発根確認!(発根管理開始から6週間後)

発根確認

鉢底からの発根を確認しました。

発根管理開始から6週間(約40日)での発根確認でした。根の出始めで考えるともっと早かったですね。

終始危なげない管理だったのでコツも何もないのですが、”新鮮な株だった”ということに尽きると思います。

あと、コミフォラ属はこれで4株発根管理しましたが、すべて発根していることからコミフォラは発根管理に成功しやすい印象があります。(※個人の見解です)

葉の状態はこんな感じ

葉の状態はこんな感じです。

根が出たことで葉の展開スピードがグッと上がりました。

ただ、無肥料用土での管理のせいか葉の色味は黄緑っぽく、どこか栄養がない見た目をしています。まぁ肥料をあげれば葉の色味はより緑色になると思っているのでそこまで気にしていません。なんせ根が出てますからね、余裕があります。

発根確認から1週間後

ご覧の通りバチバチに根が張っています。

浅植えしているとはいえ1週間でこの成長はなかなかです。

発根管理環境まとめ

  • 室内LED管理(弱光)
  • 無肥料用土で土耕管理
  • ヒーターマットの上で腰水管理+霧吹き
  • 室温は20~30℃
  • 鉢内温度は25~30℃(ヒーターマットの効果)

発根した時点で季節は秋ですが、根の張り具合と冬越しの事を考えて植え替え予定です。

植え替えの様子は別記事で紹介します!