レビュー・紹介

【最新版】アガベ・塊根植物用オリジナル自家配合用土を紹介

どうも、yuppyです。

今回は、アガベ・塊根植物用用土の最新版の配合を紹介していきます。

基本的には去年、一昨年と使ってきた用土「コーデックス、アガベ育成におすすめの自家配合用土の割合を紹介」とベースは一緒ですが、そこに一味加えたのと、それぞれの割合を少し変えて今回は仕上げました。

従来のオリジナル用土の配合

  • 硬質赤玉土(三本線):5
  • 日向土:4
  • ゼオライト:1

シンプルイズベスト!ということで極限までわかりやすくシンプルな配合にしていました。

アガベと塊根植物は基本的にこの用土を使っています。

非常に水はけがいい用土になるので、もっと保水性を持たせたいときは別途ベラボンやバーミキュライトを加えて保水性をUPさせたりもします。

とにかくシンプルなので、ベースとして使いやすくアレンジもしやすいのが特徴です。

コーデックス、アガベ育成におすすめの自家配合用土の割合を紹介こんにちは、yuppyです。 今回は、「コーデックス、アガベ育成におすすめの自家配合用土の割合」について紹介していきます。 ...

最新版の用土配合

そして、上記配合を経て今回改良した用土配合が下記になります。

赤玉土と日向土の割合を同じにして、新しく竹炭をプラスしました。

赤玉土と日向土の割合を同じにすることで、排水性がさらにUPしています。

もともとよかった排水性をさらにUPさせた理由は、根腐れでやらかす案件が多数発生しているからです。

三本線の硬質赤玉土を使っていますが、時間が経つとやっぱり崩れてしまうんですよね。

たぶん活力剤との相性も影響してるんだと思いますが・・・

そこで、時間が経っても崩れない日向土の割合を高めたというわけです。

そして新配合の竹炭!

竹炭の役割は、pH調整・根腐れ防止・用土の軽さ向上です。

赤玉土で酸性に傾いている用土を中性に寄せてます。

アガベ的には酸性寄りでも全然ありなんですが、活力剤や雨で酸性にすることは容易なので用土はできるだけ中性に寄せてみました。

逆に、アルカリ性に寄りすぎると悪影響なので配分はほどほどにしてます。

ただ、このへんはまったく詳しくないので感覚ですw

色んな方の用土の情報を見て聞いて「こうしたほうがいいのかー」という、うすーい知識での判断ですので悪しからずm(_ _)m

また、全体的に重めな用土なので、竹炭を入れることで軽さを出してみました。

けっこうバランスいいんじゃないかなーと思っています。

総合的に見るとやはり水はけ重視ですね。

室内管理で水やり好き、根腐れ常習犯の私に合わせた用土に仕上げた感じです。

まぁ、従来用土と大きくは変えていないので生育的には問題ないと思っています。

竹炭は100均の調湿・脱臭・防虫剤を使用

竹炭のチップを探すとなかなかないんですよね。

ネットで探してもちょうどいいのがなくて、あったと思ったらすごい大量かすごい高価か・・・

そこでたどり着いたのが100均の竹炭です。画像のものはダイソーにありました。

中身はこんな感じで、ちゃんとチップ状になっています。

そもそも園芸用ではないので形状はバラバラです。

細かい粒子状のものあったので、フルイにかけてから用土に加えました。

大量に用土を作るのには向いていませんが、私的にはこれで十分です。

これを数個使って調整しています。

ちゃんとした?園芸用の竹炭を探すと下記のようなものが出てきます。

量もすごいですがお値段もなかなかですね。

ゼオライトの代わりに床下調湿材を使用

←床下調湿材 従来使っていたゼオライト→

今回、従来使っていたゼオライトから床下調湿材(天然ゼオライト)に変更しています。

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名前(用途)は違えど成分は同じということで採用しました。

詳細は下記記事で紹介していますのでご確認ください。

園芸用ゼオライト(根腐れ防止剤)の代わりに「床下調湿剤 床下カラッと」を使ってみた!どうも、yuppyです。 園芸用のゼオライト(根腐れ防止剤)って結構いいお値段するんですよね。 園芸用のゼオライトって言って...

新・用土配合の様子

コンテナに一通りダバーっと出して、ここからまぜまぜしていきます。

竹炭だけ事前にフルイでふるったものを使っています。

完成です!

横から見るとちょっと下の方が混ざっていないですが、見なかったことに・・・

用土の混ざり具合が横から見て確認できるので、クリアなコンテナがいいですね。おすすめです!

あと、なるべくデカいボックスを買ったほうがいいです。

小さいと混ぜるときにこぼれます。

デカいボックスのデメリットは持ち運びくらいですね。

サイズも重量もヘビー級になるので腰をやっちゃわないようにご注意ください。

配合しようか迷った用土たち

硬質鹿沼土

サボオクさんで使用している用土がこちら↓

  • 赤玉土(小粒)
  • 鹿沼土
  • パーライト(真珠岩の方。5mmのふるいで全部通るくらいの粒です)
  • 堆肥
  • マグアンプ大粒

こちらを真似しようと思い、鹿沼土の導入を考えましたが、酸性に寄りすぎると思いやめました。

今使ってる用土をガラッと変える勇気もなかった←

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パーライト

サボオk

軽さが出ていいなーと思ったのですが、軽すぎて水に浮いてくるのが扱いずらいなーと思い断念。

パーライトを入れるなら軽石でいいかなって感じだけど、ピグマエアとかの塊根を埋めて育てる植物では適度に柔らかいパーライトを使いたいかも!

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日光砂

鹿沼土の硬い版らしいです。

これいい!って使ってる人を見かけたので使ってみようと思いましたが、鹿沼土と同じで酸性に寄るので見送り。

木炭

竹炭入れるか木炭入れるかで最後まで悩みました。

正直どっちでも大して変わらない気がしていますが、竹炭の方が木炭より多孔質ってことで竹炭の方を選びました。

粒度的には木炭の方が使いやすそうではある(物による)

鉢底には軽石を使用

砂抜け防止と水はけ向上の意図から、鉢底には軽石を敷きます。

ただし、スリット鉢なら底石なしとか、セラアートならありとか、鉢の形状や植え替える植物次第でその辺は臨機応変に変えています。

まだ植物が少ない方は市販の配合用土を使ってほしい

最終的に行き着くところはオリジナル用土だと思っていますが、植物の株数が少ない方はまずは市販の配合用土を使ってみてほしいですね。

市販の配合用土は、結局のところ園芸のプロが研究してたどり着いたベスト配合&高品質用土なんですよね。

それぞれ用土のクセはあるかもしれませんが、基本的にはどれを使っても植物はよく育ちます。

なんなら(素人)の自分が作った用土よりも育ちがいいかもしれませんね。

市販用土のデメリットはコスト面だけなので、少量の植物を育てている方は市販の配合用土をおすすめします!

市販品を色々使ってみて使いやすいと思った用土を真似るのがオリジナル用土への近道かもしれません。

下記におすすめの市販用土をまとめて紹介していますのでぜひ覗いてみてください!

【まとめ】コーデックス(塊根植物)やアガベ育成におすすめの市販用土を紹介こんにちは、yuppyです。 コーデックス(塊根植物)やアガベなどの多肉植物を育てる際には、特定の条件を満たすために適切な土壌を選...

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