レビュー・紹介

タカショーのビニール温室がコスパ最強でこれから発根管理に挑戦する人におすすめ!【レビュー】

こんにちは、yuppyです。

今回は、発根管理に必須級のアイテムである温室の紹介です。

SNSを見ているとみんなかっこいい植物棚とか温室とか使っているんですよね。

私もそれに憧れていろいろ調べていたんですが、高いのなんのって!

とくにガラス温室ってかっこいいんですよ!でもバカたけぇ・・・

ということで私は、一旦カッコよさは置いといて、本来の目的である温室としての機能だけを見て安いものを購入しました。

それがタカショーのビニール温室です。

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ビニール温室を購入した目的

ずばり、パキプスの発根管理をするためです!

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もっというと、季節を問わず発根管理、実生をするためです。

パキポ系でもパキプスでも言えることですが、夏から発根管理を始めても1,2ヵ月根が出ないことは容易に考えられます。

実際に、私が唯一発根させることのできたパキプスはスムーズにいって約1カ月かかりました。(10月後半から始めたからそもそも温室が必要だったんだけど・・・)

情報を見ていると2カ月かかった、3カ月かかった、中には半年近く発根管理を行っている方もいました。

そうなると、発根管理をしている間は実際の季節とは関係なしに高温環境を作ってあげる必要が出てきます。

そこで必要になるのが温室というわけです。

コミフォラ・カタフの発根管理にも使っています。

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タカショーのビニール温室を選んだ理由

冒頭でも触れましたが、本当はかっこいいガラス温室がよかったんです。

ただ、私のような庶民がポンっと出せる値段ではなかったことと、ガラス温室はかなり重量のあるものでしたので2階に設置できるかどうかも心配でした。

ガラス温室の重量+土の入った植物で家の床が抜けたらたまらんので。

さらに、ビニール温室もたくさん種類があります。

候補として挙がっていたのがIKEAのHYLLIS ヒュッリスという商品です。

温室とは唄われていませんが、カバーができて温室に近い使い方ができると思い、目を付けていました。

ただ、棚板の高さが問題で、このIKEAのラックに植物育成ライトを付けて植物を置いたら0距離射撃になるな・・・と。

棚板も固定だったのでやむなく断念しました。

見た目はスタイリッシュでよかったんだけど・・・。

そんな中行きついたのがタカショーのビニール温室でした。

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正直、見た目はチープでダセェっす!

ただ、本来の目的である温室としての役割を果たしてもらうべく見た目のこだわりは捨てました!

コスパを考えたら最強だと思います。

この温室は段違いで3タイプありますが、私は一番大きい4段タイプを選びました。

理由は、発根管理をする植物以外にも置きたかったことと、植物育成ライトを設置するための高さが必要だったことがあります。

実際、現在の使用方法は段数を減らして2段で使っています。

この温室は、各段の高さ調整はできないので、段を間引いて使っている感じですね。

これでなんとか植物とライトとの距離を保てている状態なので、2段や3段タイプだとライト設置+植物との距離を保つのは難しいのかなーと思います。

植物の数が少なければ3段タイプでもありかもしれません。

タカショービニール温室を使用した感想・レビュー

まずは届いたら組み立てる必要があります。

部品点数は多くないしはめ込むだけの簡単設計なのでそこまで時間はかかりませんが、こういうのが苦手な方からしたら少々面倒ですかね。

幅69cm、全長が156cmあるので結構大きく感じます。

図体が大きい割に各部品は軽く、細いのでなかなかチープ感がありますw

少し当たっただけでユラユラするくらい剛性はありませんので、強風が当たるところでの使用はおすすめできませんね。

それでも、使ってみると温室としての役割はちゃんと果たしてくれて、断熱シートを巻かなくても付属のビニールシートだけで保温することができ、温度管理、湿度管理ともに問題なく使えました。(室内での使用です)

温度はパネルヒーターで、湿度は加湿器で調整しています。

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また、ビニールシートがあることで霧吹きをしても直接壁に水がかからない点もポイント高いですね。

作りがチープな割にはそれなりの重量も置ける点もGoodです。

棚板1枚当たり15kgまでいけるようです。

ただ、揺れとか横からの衝撃には弱そうなので重いものを置いたり上段にたくさん置いたりする際は注意が必要ですね。

また、天板がメッシュで、真ん中にポールがくるような構造なので、ライトの取り付けも容易でした。

私は、ポール部分にライティングレールをインシュロックで固定してライトを付けて使っています。

左からヘリオス(広角)、アマテラス、ヘリオスです。

私個人としては、この温室でパキプスの発根管理に成功しているのでタカショーパイセンには頭上んねぇっす!(その他にも要素はありますけどね)

タカショービニール温室を使用して感じたデメリット

この温室のデメリットは下記の2点です。

  1. 作りが貧弱
  2. しばらく使っているとビニールが真っ白になる

作りが貧弱という話は先ほどもあげていますが、この点はしょうがないですね。

値段相応、むしろ値段の割にはよくできていると見るべきかと思います。

普通のラックと変わらない値段(むしろそれより安い)でビニールシートまで付いていますからね。

しばらく使っているとビニールが真っ白になる問題ですが、土を扱っている場所で使うものですのでこれもしょうがないと思っています。

たぶんガラス温室だとしても同じ問題が出てくるでしょう。

ただ、ビニールだと拭きにくくて、拭いても大してきれいにならないのが問題です。

定期的にビニールを外して徹底的に丸洗いするとか、買い替えるなどのメンテナンスは必要かもしれませんね。

タカショーのビニール温室はこれから発根管理に挑戦する方におすすめ!

こだわりたい人にとっては見た目はイマイチかもしれませんが、性能は申し分ありません!

むしろこの値段で買えるならもっと早く買っておけばよかったと思うほどです。

私はこのビニール温室のほかにルミナスのラック(約8,000円)を植物ラックとして買いましたが、植物が置けて温室にもなるこっちを買っておくだけでよかったレベルです(見た目を気にしないのなら)

発根管理初心者の方が初期投資として買うのはもちろんのこと、一年中発根管理や実生を楽しみたいという方にもおすすめしたい温室ですね。

冬場だけ植物を室内に取り込むという方の避難場所としても使えます。

冬場は品薄になりますので早めに購入することをおすすめします!

それでは皆さん素敵なBOTANILIFEを!

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