どうも、yuppyです。
今回は、実生して唯一生き残ったフォークイエリア・ファシクラータをinvisible ink鉢に鉢上げした様子を綴ります。
植え替え時に気をつけたことや、植替え後の調子についても合わせて紹介していきます。
実生フォークイエリア・ファシクラータ唯一の生き残り
フォークイエリア・ファシクラータの実生に挑戦して10粒中7粒発芽させることができました。
フォークイエリア・ファシクラータ(Fouquieria fasciculata)の実生に挑戦!【播種・発芽編】
しかしその後、次々と脱落していき、最終的に残ったのが今回植え替えを行う1株のみとなります。
実生フォークイエリア・ファシクラータが全滅の危機!状況と原因は?
非常に高価な種子で、なおかつ現在は販売もされていないようなレアな種ですので、もっと生き残ってほしかった気持ちはありますが、今生きているこの命を大切に後世に伝えていきたい所存です←
倒れかけ&用土が古くなったので鉢上げを決行
今回、鉢上げを決行するに至った理由は、「倒れかけ&用土が古くなった」からです。
いつのころからか株が倒れ始め、修正のタイミングを見失って(下手にいじって調子を崩したくなかった)現在まできてしまいました。
さすがにそろそろ修正しとかないと今後の成長に影響が出そうだと思ったので植替えに至ります。
また、播種用用土でずっと来てしまい、土が古くなっているのも植え替え理由になります。
invisible ink鉢へ植替え
今回の植替えはなんとなんと!あの!invisible inkの陶器鉢を使います!
invisible ink鉢の抽選に当選!MUD N DUST THE BOWL “MEX.” EXTRA SMALLディテール紹介
実生の貧弱苗に贅沢な!と思われるかもしれませんが、私にとってこの株は種から育て、唯一の生き残りであるとても思入れの強い株です。
今後の期待も込めて、今回はinvisible inkに合わせちゃいます!
ということで植え替えていきます。
いざ株を引っこ抜いてみると根張りが非常によく、地下に伸びる長い根が張っていました。
インビジ鉢ではちょっと浅かったかな・・・
やっぱり鉢が浅くてちょっと根の処理に手間どいましたが、無事にセットアップ完了です!
実生フォークイエリア・ファシクラータの植替え時に気をつけたこと
- 真っ直ぐ植える
- 根の処理はしない
大した話ではありませんが、今回私は上記のことを気をつけました。
まず、真っ直ぐ植えるということですが、もともと植わってた状態が斜めだったため、ちょっと曲がって成長していました。
これを矯正するために今回はちゃんとまっすぐに植えました。
逆に個性を出したければ斜めに植えたりするとおもしろいかも!
あと、根の処理はしませんでした。(鉢に入れるときは手こずりましたが、切るような処理はしていません)
地下にまっすぐ伸びる長ーい主根はありましたが、側根はまだまだ根張りが弱い印象でした。
なので、根の処理はせずに、そっと植え替えました。
植替え後も調子を崩すことなく成長中
その後少しの養生期間を経て通常管理に戻しましたが、調子を崩すことなく成長しています。
夏の間は葉が茂り、枝がよく伸びました。
塊根部もどことなく大きくなっているような気がします。
ちょっと写真撮ってないのでまたあげます。
今後が非常に楽しみです(^^)
地下に伸びるタイプの根を張るので植替えは深鉢がおすすめ
今回植え替えてみてわかりましたが、ファシクラータは地下にまっすぐ根を伸ばす系の植物ですね。
なので、株の成長を最大化させるのであれば深鉢がいいと思います。
セラアートが見た目おしゃれで深鉢なので私は好きです。
ある程度深鉢で株(塊根)を成長させたあと、好きな鉢にデザインする流れがファシクラータは合ってるような気がします。
今回の植替えは失敗とは思っていませんが、次植え替えるときは深鉢にしますw