どうも、yuppyです。
今回は、「新鮮なベアルートパキプスの見分け方」について紹介していきます。
鮮度がいいから必ず成功するということではありませんが、はじめから死んでる株を買うより成功率を上げられる、という認識で見ていただければ幸いです。
新鮮なベアルートパキプスの特徴と見分け方
- 主根がきれい
- 細枝まで生きている
- 幹が緑色で黒ずみがない
- 株の見た目以上に重さを感じる
- 変な匂いがしない
主根がきれい
「主根がきれい」というのはひと昔の判断基準にはなりますが、まずは見ておきたいポイントです。
本当に新鮮な株は、主根を切った際に写真のような白っぽい維管束を見ることができます。
切った断面もみずみずしく湿り気を感じることができます。
逆に、すでに死んでいる株だと、主根を切断してもカラカラですでに水を吸い上げる力を失ってしまっています。
また、腐っていると黒ずみが現れます。
ただ、黒ずみ=腐りというわけでもないので、この辺の見分けが難しいですね。
「輪郭がはっきりとした黒ずみであればただの色素沈着」、「輪郭がぼやけていると腐り」というのがひとつの判断基準になります。
主根を見ると黒っぽいものが見えますが、これは腐りではありません。色素沈着です。
実際、この株は発根していて今も元気です。
細枝まで生きている
細枝にシワがなくハリがあり、曲げてみて”しなり”があれば生きている可能性大です。
また、心に余裕がある状況なら、少し切ってみてみずみずしさがあるか確認するのも手です。
ほとんどの枝が枯れていても発根する株もありますが、そういう株は玄人向けです。
発根管理初心者であれば、枝が生きているかどうかはマストで確認して、なるべく生きているものを選びましょう。
幹(表皮)が緑色で黒ずみがない
幹(表皮)の発色も重要です。
写真ではわかりずらい場合もありますが、最低限黒ずみがない(少ない)かは確認しておきましょう。
幹の表皮に発現する黒ずみは基本的には腐りです。
弱っている株ほど表皮の黒ずみが多くなります。
新鮮な株であれば水をかけると緑色になります。
表皮が乾いた状態であれば白っぽいものを選ぶといいと思います。
株の見た目以上に重さを感じる
実際に触れる状況じゃないと確認が難しいですが、株の見た目以上に重さを感じれば生きている可能性大です。
死んでいると水分が抜けてしぼんでスッカスカになります。
さすがにこんな状態になった株を売ってる専門店はない思いますが、フリマやオークションサイトでは結構見るのも事実です。
安さに飛びつく初心者相手に商売してるんだと思いますが酷いもんです・・・
売る方も問題ですが、無知で購入する方にも問題あると思いますので養分にされないためにも最低限知識はつけといたほうがいいです。
変な匂いがしない
これも実際に触れる環境じゃないと確認できませんが、変な匂いがしないということも大事です。
「変な匂い」というのは、土臭いというか、ドブのようなヘドロのような、そんな匂いがすると危険です。
そういう匂いがする株は大抵腐ってますので要注意です。
生きている株は木のいい香りがします。
ヒノキのような芳香があるわけではありませんが、パキプス特有のいい香りがします。
写真はいくらでも改ざんできるので、実際に見て触れて買うのがベスト
ネットオークションやDM販売など、写真や動画を見て手軽に買える環境があります。
ですが、一番いいのは実際に自分の目で見て触れて選んで買うことです。
実際に見て買えば、届いた株が写真で見たのと違う!というような乖離も起きませんし、何より、一度にたくさんの株を見れるのでなんとなく生きる株と死んでる株の区別がつくようになります。
百聞は一見に如かず、です!
ベアルートパキプスを販売している信頼できる業者
今般、ベアルートパキプスを販売している業者は多々いますが、その中で信頼できる業者はわずかです。
基本的に、ネットオークションに出回っている株はすべてNGです。
専門業者さんがオークションサイトでも販売してるケースもありますので、その辺は要確認ですね
中には発根する株もあるでしょうが、うん万円出して買うにしてはリスクが大きいと私は感じるので、私は手を出しません。
私が信頼している業者は、1番はNative Osakaさんですね。
この方が卸売した株なら信頼できます。
もっと詳しく知りたい方は、下記事に信頼できる業者(販売者)さんをまとめましたのでご確認ください。
新鮮な株を選ぶことが発根管理成功への近道
新鮮な株を選んだからといって必ずしも発根管理が成功するとは限りませんが、間違いなく成功への近道にはなります。
まずはスタートラインに立つこと、次にスタートダッシュを決めることが初心者には必要です。
ぜひ、今回紹介した選定基準でスクリーニングして、新鮮な株を選んでみてください!
きっと発根管理を楽しめるはずです!
本来、発根管理は専門店などのプロがやるもの!
塊根植物界隈では、私のような素人がパキプスの発根管理をしてたとしても当たり前みたいな風潮があります。
実際、私もそうですが、発根管理をするためにパキプスを買っているようなところもあります。
そういう発根中毒者は別ですが、純粋にパキプスの成長を楽しみたいという人は発根管理はおすすめしません!
高くても発根済みを買うようにしましょう!
発根しないリスクを考えると、結果的に発根済みを買ったほうが安くつく可能性があるからです。
うん万円もする株を買って根が出ないとかなりメンタルやられます。
それでパキプスをはじめ、植物すべてを嫌いになってしまうのはとても悲しいことです。
発根管理は本来、専門店などの植物のプロがやるものです。
発根しないリスクは専門店、販売店が負えばいいのです。
パキプスは発根管理からしないといけないなんてことはありません。
純粋に育成を楽しめばいいのです!
まとめ
新鮮なベアルートパキプスの特徴と見分け方は、
- 主根がきれい
- 細枝まで生きている
- 幹が緑色で黒ずみがない
- 株の見た目以上に重さを感じる
- 変な匂いがしない
パキプスが発根した時の嬉しさは計り知れないものがあります。
ですが、リスクも大きいのでそれなりの覚悟と設備が整っている場合のみやりましょう!
そうでなければ発根済みを購入することをおすすめします!