これから発根管理に挑戦しようとしているあなたに必要なアイテムを紹介します。
パキプス、パキポディウム、アガベ・・・どんな植物の発根管理でも基本的に用意するものは同じです。
一度買ってしまえばずっと使えるものが多いので早めに揃えておきましょう!
必要度が高い順に紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください!
発根管理に必須級のアイテム!
遅かれ早かれ絶対に必要になるアイテムです!
万全を期すためにも事前に準備しておくことをおすすめします!
無肥料用土
水耕、土耕、苔水・・・発根管理の方法はいろいろありますが、根が生えたら最終的には土に埋めることになります。
用土は事前に用意必須です。
中でも、無肥料用土は発根管理〜発根完了直後に使用する用土として最適です。
肥料が入っている用土は腰水などした際に苔が生えやすく、衛生面の管理が難しいです。
発根して完全に活着するまでは安定するまでは無菌無肥料用土が安心です。
市販用土のおすすめはエクサゴノです。
無肥料なことはもちろんのこと、水はけもよく、使い勝手抜群です!
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ビニール温室
簡易的なものでもあると温湿度管理がしやすいと思います。
発根管理をしている間に季節が変わる場合がありますので、安定した温湿度を維持するためにも用意しておきたいですね。
タカショーのビニール温室が安くておすすめです。
パネルヒーター&サーモスタット
温度維持にパネルヒーターも必須です。
とくに、パキプスの発根管理をする場合は30℃以上の温度をキープする必要があるので必須です!
温度制御ができるように必ずサーモスタット付のものを選んでください。
カメラ用レンズヒーター
鉢を直接温めるのに最適です!
使い回しも効くので高コスパです。
鉢内温度計
カメラ用レンズヒーターで鉢を温める場合とくに必要です。
私はシンワの「育苗用温度計」を使っています。
植物育成LEDライト
室内で発根管理を行う場合は必須のアイテムです!
発根管理中はそこまで強い光は必要ありませんが、ある程度ちゃんとした植物育成用LEDライトは使いたいですね。
パキプス発根管理の師匠はアマテラスLEDをおすすめしてました。
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私も実際使っていますが、使い勝手はいいです。
性能は・・・正直そこまでわからないです、すみません。ただ、アマテラス直下にいる植物たちは順調に育っています。
私は現在、アマテラス、ヘリオスx2、パネルLEDを使っています。
Amazonで購入したパネルLEDは広範囲照射で使い勝手がよかったです。
温湿度計
これも言わずもがな必須ですね。
家にあるもので十分ですが、できれば温湿度の変化を見ておきたいのでスマホと連動して履歴が残るようなものがおすすめです。
外出時や夜寝てる間の温湿度変化も記録しておきましょう。
私はSwitchBotという温湿度計を使っています。
空気循環用ファン(扇風機、送風機)
もし、温室内で発根管理を行う場合、空気の滞留が懸念されますので循環用ファンや扇風機は必要です。
温湿度のムラを出さないためにも用意しておきましょう。
私はPCファンを使っています。
首振りできるタイプの扇風機もおすすめです。
この界隈の皆さんはKEYNICEの扇風機を使っている方が多いですね。
私も次にアップグレートするときはこれを使ってみようと思っています。
剪定ハサミ
主根カット、枯れ枝カットのために使用します。
普通のハサミでは心もとない(太枝は切れない)ので用意しておきましょう。
ベンレート
殺菌剤です。
発根管理中は雑菌の侵入が怖いのでベンレートでの殺菌は必須級です。
私はとくに、ベアルートのアガベの発根管理をするときに使います。
2000倍に希釈したベンレート水溶液にドブ漬け→乾燥させてから水耕なり土耕なりの管理に移るのがルーティーンになっています。
あると便利なアイテム
ここからは少し優先順位が下がります。
必要だと思ったタイミングで用意するでも遅くないと思います。
ヒーターマット
私の中でヒーターマットはずっと必須アイテムとして君臨してたんですが、レンズヒーターを使うようになってから優先順位を落としました。
ヒーターマットも非常に優秀なのですが、鉢を効率的に温めることを考えるとレンズヒーターのほうが優秀でした。
複数の鉢を一度に温めたい場合などは使い勝手がいいですね。
発根促進剤関係
発根管理のドーピング剤です。
いずれもあればいいですが、効果を実感できるかは微妙なところです。
私は上記すべて所持していますが、気休め程度だと思っています。メネデールは好きでよく使いますが・・・。
発根管理に成功したパキプスには、たまーにメネデールを水に混ぜるくらいしかしませんでした。
発根の反応が悪い植物に使ってみるといいかもしれません。
刷毛
ベンレートやルートンなどの粉ものを直接塗布するときに便利です。
100均でも売ってます。先が細いものが使いやすいと思います。
スタイロフォーム(発泡スチロール)
不安定な株を固定するのに使います。
スタイロフォームは建築資材で固くて軽くていいんですけど、販売サイズが大きいので私は発泡スチロールを適当に切って使っています。
状況に応じて用意してみて
ここで紹介するアイテムは”補足”として見てもらえばいいです。
かゆいところに手が届くような?そんな感じです。
加湿器
パキプスの発根管理を行う際、湿度が上がらなかったときに使いました。
パネルヒーターで温度を上げると湿度が下がりがちになることを覚えておいていただければと思います。
エアレーション
腰水や水耕の水の中に入れることで空気を含んだ水を循環させることができます。
空気を含んだ水を循環させることで根腐れを防止する狙いです。
また、頻繁に水換えをしない場合は使ってもいいかもしれません。
サスティー
土に刺しておくことで水やりの目安を教えてくれるアイテムです。
土が乾いていれば白、土が濡れていれば青色に変色します。
「土が完全に乾いたら水やり」といったサイクルが視覚的にわかりやすいので、水やりの感覚がわかるまで使ってみてもいいかもしれません。
私はいくつか使っています。
さいごに
まずは必須の物だけ準備して、あとから必要に応じて買い足すスタイルをおすすめします!
それでは皆さん素敵なBOTANILIFEを!