どうも、yuppyです。
今回、エンセファラルトス・ホリダスが薬害の影響を受け、葉が変色してしまいました。
うちの子は実生っこで塊根部はまだ成長していないので、葉っぱが命だと思っています。
その大切な葉っぱが残念なことになってしまいました。
私の管理ミスが招いた結果です・・・
ということで今回は、ホリダスが受けた薬害の影響について、発生原因と、今後同じことを繰り返さないための対策についてまとめます。
エンセファラルトス・ホリダスの薬害による影響
冒頭でも触れましたが、薬害による影響が葉に発生しました。
写真のように、葉が部分的に茶色く変色しました。
一見すると葉焼けのようにも思えますが、変色が部分的でなおかつ不自然な変色の仕方をしていることから薬害であると判断しました。
今のところ、葉が茶色になったというだけで、変色が進行することもなく、枯れていくような状況でもないのでその点は安心しています。
葉焼けではない理由
- 葉焼けであれば全体的に変色が起こるはずだが、ランダムで部分的である
- 農薬を使用したあとに発生(すぐではないが1週間以内)
- パキポディウム・ウィンゾリーにも同じ症状が発生している
一番の理由は、ウィンゾリーにも同じような症状が発生していることです。
農薬散布も同じタイミングでしているので、薬害の可能性が濃厚です。
薬害の発生状況
農薬の散布は、アガベやその他の塊根植物と同じタイミングで行いました。
曇り~晴れの天気の午前中に行いました。
農薬散布時から2、3日はとくに問題もなかったかと思います。
それが次に確認した時には、写真のように葉の変色が始まっていました。
葉の変色はわずか1日程度の間で起こったように思います。
葉の変色が起こった日を振り返ると、日中は30℃以上でときどき風の吹きこみあり、常に直射日光が当たるような真夏の環境でした。
ただ、真夏のような環境はこの日に始まったことではなく、もっと猛暑日で直射日光もきつい日もあったので、やはり葉焼けは考えにくいです。
薬害発生原因の推測
農薬を使ったせいで薬害が発生した、というのは正解のようで正解でないと思っています。
というのも今回の場合、単に農薬を使ったから薬害が発生したとは言えない状況だったからです。
農薬+乾燥+日光
この条件が重なったため起きた事象であると推測しています。
農薬を散布→散布した農薬が葉の上で乾燥(高濃度化)→日光でトドメ
これなら、すぐに薬害が現れなかったのも納得できます。
使用した農薬は「マラソン乳剤」
薬害発生時に使用した農薬は「マラソン乳剤」です。
有効成分 | マラソン |
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薬剤登録 | 農林水産省登録第21940号 |
性状 | 淡黄色澄明可乳化油状液体 |
剤型 | 乳剤 |
マラソン乳剤の特徴
植物への薬害が少なく、広範囲の害虫に効果を発揮する代表的な園芸用殺虫剤です。
マラソン乳剤の使用方法
用法用量通りに水で薄めて使用。
どうすれば薬害を避けられたのか?
今回の場合に限りますが、薬害を避ける方法は、
- 農薬が葉に残り、そのまま乾燥してしまう状況を防ぐ
- 農薬散布後は養生期間を設けて直射日光をしばらく避ける
上記2点が有効だったと思います。
①に関しては、葉に展着して効果を発揮するものでもあるため難しいですが、ピンポイントで固まってしまうのを防げば問題なかったんだと思います。
有効な手段としてはダインなどの展着剤の使用です。
展着剤を使用することで農薬がピンポイントで固まってしまうのを防ぎ、なおかつ、まんべんなく農薬を散布できたのでは?と考えます。
②に関しては、散布時期が夏場だったこともあり、連日日差しが強かったので1週間程度の養生期間を設けてもよかったのかなと思います。
農薬のリスクも十分承知しておくべき
私は、薬害が出ない農薬なんてないと思っています。
良薬にも副作用があるように、農薬だって副作用は絶対あるんですよ。
ましてや農薬は殺虫ですからね。
なんなら人間が摂取したらポックリ逝っちゃう危険だってあるくらいです。
どんなに用法容量を守っても、植物の種類や育成環境によって出たり出なかったりがあると思います。
薬害が出なかったからOK、出たからダメ!というわけではなく、農薬を使う以上はある程度のリスクは覚悟しておくべきです。
なので、今回の薬害について、”農薬が悪かった”というつもりは毛頭ありませんし、マラソン乳剤については今後も使い続けるつもりです。(匂いはきついけど・・・)
とくに今回は、私の使い方次第で防げる内容だったと思います。
まだまだ知識不足でした。
今後、同じ過ちを侵さないように対策、農薬の使い方を考えていきたいと思います。
生きてるだけでオールOK!あとは時間が解決してくれる😌