どうも、yuppyです。

結論:大型観葉植物の冬越しは「最低温度10℃以上をなるべくキープ」「水やりは乾かし気味」「窓際の夜冷えと暖房の直風を避ける」の3点でほぼ勝てます。
さらに日照が足りない家は、植物用ライトを足すだけで冬の失敗が激減します。

リビングに置いた大きなフィカスやモンステラ、眺めるだけで癒やされますよね。…が、冬は一気に難易度が上がります。弱る原因はだいたい「低温」「過湿(根腐れ)」「乾燥+暖房の風」「日照不足」。ここを潰せばOK。

なお、観葉植物だけじゃなく、多肉・塊根・アガベも同じく冬は環境づくりが命です(方向性は違うけど考え方は共通)。室内環境の作り方は別記事でまとめてるので、温度や湿度の整え方に不安がある人は先にどうぞ:室内の育成環境の作り方(温度・湿度・風・置き場所)


症状のチェックリスト:あなたの植物、こんなサインを出していませんか?

冬が近づき「いつもと違うな」と思ったら、まずはSOSサインの確認から。

  • 葉の色
    • 黄色くなる:下葉が少し黄変→落葉は自然なことも。ただし全体的に黄色い・勢いよく落ちるなら根の不調や水やり過多の可能性。
    • 茶色/黒くなる:葉先が茶色でパリパリ=乾燥や根の痛み。黒くぶよぶよ=低温障害や根腐れの可能性が高め。
  • 葉の硬さ・状態
    • しおれる:水不足に見えて、冬は「寒さで根が吸えない生理的乾き」や「根腐れで吸えない」も多い。
    • 全体がぐったり:強い低温障害の可能性。置き場所と最低温度の見直し最優先。
  • 茎や幹
    • 柔らかい・ぶよぶよ:凍傷、または根腐れが上がってきているサイン。
    • いつまでも湿っている:冬の根は動かない→乾かない。過湿は根腐れ一直線。
    • 白いカビ:過湿+風不足。水やり頻度と風通しを改善。
  • 全体の元気がない
    • 成長が止まるのは自然なことも。葉が落ち続ける・株がぐにゃるなら対策が必要。

主な原因:なぜ冬に植物が弱ってしまうの?

① 低温障害:寒さで根が止まる

観葉植物の多くは熱帯〜亜熱帯が原産。最低温度を下回ると根が止まり、吸水できずに弱ります。

  • 葉の変色や落葉:寒さに当たる→水分を抜く/葉を落として省エネ→黄変〜落葉へ。
  • 根の活動停止:土(根域)が冷えると吸水ストップ→見た目は水切れっぽいのに、実は根が止まってる。

② 水やり過多:冬の“やさしさ”が根を殺す

冬の失敗で一番多いのがコレ。元気ない→水をあげる→さらに悪化のループです。

  • 冬は吸わない:成長が止まるので吸水量が激減します。
  • 根腐れ:湿った土+低温=雑菌が強い。受け皿の水放置もアウト。

③ 乾燥と暖房の直風:地味に効くストレス

  • 乾燥:葉先が枯れる、ハダニが出る、などが増えます。
  • 直風:葉の水分が一気に抜けてダメージ大。温度ムラもストレス。

④ 日照不足:冬は光が足りない

冬は日照時間が短く光も弱い。大型株ほど「光が足りないと耐えられない」ケースが増えます。

日当たりが弱い部屋なら、植物用ライト+タイマー運用が安定です。


今日からできる対処ステップ:元気に冬越しするための具体アクション

  1. 置き場所を見直す(夜の窓際が一番危険)
    • 窓際から離す:昼は暖かくても夜は冷気が刺さる。夜だけ奥へ移動でも効果大。
    • 暖房の風が当たらない場所:直風は乾燥&温度ムラで削られます。
    • 最低温度の目安:大型観葉(フィカス/モンステラ等)は最低10℃以上が理想。5℃を切るとリスクが跳ね上がります。
    • 室内の温度ムラが不安な人へ:温度・湿度・風の整え方はここにまとめてます → 室内育成環境の作り方
  2. 水やりを“冬モード”に(基本は乾かし気味)
    • 大型観葉植物:土の表面が乾いてからさらに2〜3日待って、鉢底から流れるまで。頻度はガクッと落ちます。
    • 水やりの時間:冷える夜前は避けて、できれば午前中〜昼に。
    • 受け皿の水:必ず捨てる(根腐れの近道)。
  3. 乾燥対策(葉水+風を回す)
    • 葉水:毎日〜数日に一度。葉裏も。ハダニ予防にも効きます。
    • 風:空気が止まるとカビ/コバエ/病害虫が増えがち。サーキュレーターでやんわり空気を動かす。
  4. 光を足す(冬の“最後のピース”)
  5. 防寒(根域=鉢を冷やさない)
    • 鉢カバー/マルチング:鉢が冷えると根が止まりやすい。断熱できるだけで違います。
    • 段ボール/プチプチ:夜の冷気を遮断。移動できない株に効く。
    • 局所的に温める:床冷えが強い家はヒーターマットの導入も選択肢。おすすめはここ → ヒーターマットおすすめ
  6. 冬は肥料ストップ
    • 冬は吸えないことが多い。肥料は根に負担→根腐れ要因にも。

季節別の管理ポイント:年間を通して植物と仲良くする

🌱 春(3〜5月)

  • 水やり:徐々に回数を増やす。乾いたらたっぷり。
  • 植え替え:動き出したタイミングが基本。

☀️ 夏(6〜8月)

  • 水やり:朝か夕方に。真昼は避ける。
  • 置き場所:直射が強すぎるなら遮光+風。

🍂 秋(9〜11月)

  • 水やり:気温と一緒に減らす。
  • 室内へ:朝晩が冷え始めたら早めに取り込む。

❄️ 冬(12〜2月)

  • 温度:大型観葉は最低10℃以上を目標(難しいならせめて5℃は切らない)。
  • 水やり:乾いてからさらに待つ。夜前は避ける。
  • 光:足りないならライトで補う → 育成ライト解説

よくある勘違いとNG行動:誰でもやりがちな失敗を避けよう

NG① 冬でも夏と同じペースで水やり

答え:冬は吸いません。乾いてからさらに待つ。受け皿の水は捨てる。

NG② 暖房の近く=安心、と思って直風に当てる

答え:直風は葉が一気に乾く。風は“回す”けど“当てない”が正解。

NG③ 夜も窓際に置きっぱなし

答え:夜だけ奥へ移動でだいぶ助かります。動かせないなら段ボール/プチプチで冷気遮断。

NG④ 冬も肥料を与える

答え:休眠〜停滞期は肥料ストップ。春の動き出しまで我慢。

NG⑤ 葉が落ちた=即終了で捨てる

答え:幹が生きていれば復活することも多い。まずは温度・水・光を点検。


よくある質問(FAQ)

Q1: 暖房がない部屋でも冬越しできますか?

A:可能です。ポイントは最低温度が5℃を下回らない工夫日中の光確保。夜は窓際から離し、断熱(段ボール/プチプチ/鉢カバー)を優先。水やりは極限まで控えめに。

Q2: 冬に葉が黄色くなって落ちたら手遅れ?

A:手遅れとは限りません。根が生きていれば春に戻ることも多いです。過湿(根腐れ)と低温(夜冷え)をまず疑い、置き場所と水やりを修正しましょう。

Q3: 室内でも病害虫は出ますか?

A:出ます。特に冬は乾燥でハダニが増えがち。葉水+風を回す+過湿にしない、が基本です。


まとめ:冬は「温度・水・光」だけ押さえればOK

  • 温度:大型観葉は最低10℃以上が理想(難しいなら5℃は切らない)
  • 水:冬は吸わない。乾いてからさらに待つ。受け皿の水は捨てる
  • 光:日照が弱いならライトで補う(自動化するとラク)

完璧を狙うより、まずは「夜の窓際を避ける」「水やりを減らす」「光を足す」。ここだけで冬の失敗はかなり減ります。植物と一緒に、のんびり冬を楽しみましょう。

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