どうも、yuppyです。
今回も懲りずに始まりました。そうです、パキプスの発根管理です。
なんと今回で5本目です。
なんとなんと、これまで一度も成功していません!なんなら芽吹きすら拝めていません!
気力も財力も底を尽きそうなのでいい加減成功させたい。。。
じゃあ、発根済みを買えよ!って話なんですけど、ここまできたら後戻りはできんのよ!
意地や意地!!
ということで5度目の正直となるか!?
例によってなん記事かにわけて書くことと思いますので、どうぞお付き合いのほどよろしくお願いします。
ベアルートパキプスを買いに遠征
今まで管理した4本はいずれもネットで購入していました。(その中の1本は芽吹きありの管理株でしたが・・・)
ネットがいけないと言うことではないのですが、やっぱり画面越しで見る株と実際に届いた株って違うんですよね。
鮮度であったり、
え、こんなところに穴空いてるの?とか、
黒ずんでるじゃん・・・とか。
そうなれば、実際に見て購入するしかない!
自分の目で実際に見て納得した株を購入したい!
そんな気持ちが募って今回の遠征にたどり着きました。
購入先は長野県松本市にあるVivant Caudexさん
そもそもベアルートパキプスを取り扱っている販売者さん自体が少ないのですが、私の地元でたまたまいらっしゃいました。
それがVivant Caudexさんです。
MAPで見ても載ってませんが上記のポイントです。
遠征と言っても地元なので車で1時間位でいけるんですよね〜( ・´ー・`)
Vivant Caudexさんで扱うベアルートパキプスはNative Osakaさんから仕入れた株になりますので非常に鮮度がいいと評判です。
これからパキプスの発根管理に挑戦しようという方にはおなじみないかもしれませんが、最終的に行き着くのがNative Osakaさんの株といっても過言ではないくらい鮮度抜群で発根確率の高い株があります。
新鮮なパキプスがこんなにもいっぱい!!
独特な木のいい香りがたまらなかったですね〜。
いけそうな株を選んでもらった
新鮮な株がいっぱいと言っても自分の管理スキルでは本当にいける!ってレベルの株じゃないと生かせるものも生かせないと思ったのでここはプロの目で選んで頂きました。
プロの目+自分が管理してみたいと思った株を選びに選んで決めました。
※プロに選んでもらったからと言って絶対に成功するとは限りませんのであしからず
新鮮な株を選ぶポイント
- 枝の枯れは少ないか?
- 黒ずみがない(少ない)か?
- 大きさに対して重さはあるか?
上記が株を選ぶ際の大事なポイントです。
実際に見て選ぶ場合は上記を満たす株を購入するといいでしょう。
それと、ボコ肌株は成功率が低いです。
購入時は新鮮でも管理する中で腐りやすいというリスクがあります。
たぶんボコボコした肌に水分が滞留してしまうのが原因なんだと思います。
なので初心者の方はボコ肌よりもツル肌株を選ぶようにしましょう。
例によって私もその教えを頂き、ツル肌寄りの株に決めました。
購入株の紹介
こんな感じで大事に包んで車で運んで・・・
購入した株がこちら!!
画像では分かりづらいですが、緑色の発色がとってもきれいです!
そして黒ずみがまったくない!
でもって見た目以上に重い!!
いい匂い!!
発根してないのにこの時点で舞い上がりまくりですw
サイズはこんな感じ。
塊根幅9cm(外周30cm)、高さ40cmほどの株です。
やっぱり実際に見て買うといいですね。
思い出になるし、すごい人から管理方法とか具体的に聞けるし、同じ志しで集まった同士の熱気も感じられてイベントー!って感じが最高でした!
下処理なしの水耕管理でスタート!
間髪入れずに発根管理していきます。
事前に枝の剪定等の下処理はされていましたので余計なことはせずに、うちではぬるま湯で軽く洗って少し主根をカットして発根管理スタートです。
「水耕で始めなさい」というのも教えてもらったことです。
土耕よりリスク(菌リスクや主根が確認できないリスク)が少なくて初心者には向いてるみという理由です。
ぬるま湯を入れたコンテナに同じくぬるま湯を入れたガラスのコップを入れてその中にパキプスをインします。
2重構造です。
水換えはコップの中身のぬるま湯のみで、コンテナ内の水は週1で替えるイメージです。
2重構造にするのは、水温を安定させるためです。
コンテナ内の水の水温が一定に保たれていればコップ内の温度もそれに合わせて一定になる仕組みです。
コンテナの下にはヒーターマットを敷きました。
私の使用しているヒーターマットは温度調整はできませんが、水温の実測値として38℃〜42℃を維持できてました。
発根管理界のレジェンドに教えてもらった管理方法
発根管理界のレジェンドに教えてもらった管理方法を下記に箇条書します。
- 主根が長い場合はなるべく切り詰めていち早く水を吸わせる
- 新鮮な株であればオキシベロンなどの発根剤は不要
- 水耕管理で始めるのが無難
- 水温は32〜40℃
- 室温(温室)は30〜35℃、湿度40〜70%を行ったり来たり(換気も大事)
- LEDはアマテラスをおすすめされたけど私はパネルLEDで挑戦
- 微風で送風
- 湿度が保たれていれば霧吹きは不要(もしくは1日1回程度)
- 腐らせない管理が第一
皆さんの環境に合わせて臨機応変に変化させる必要はありますが、基本的に上記環境を作れれば土台はできたと言っていいと思います。
逆になにか足りない場合はそれを満たせるようにしてから臨んだほうがいいです。
とにかく最初のブーストが肝心です。
どれだけ最初に株のスイッチを入れられるか、これが重要です。
自分は、発根管理を始めたての頃は湿度を維持するのが難しかったです。
冬場の管理が多かったせいもあるのですが、パネルヒーターを使うとどうしても湿度が下がりがちでした。
そういうときはパネルヒーターの上に水を張ったコップを置くなどで湿度を維持するようにしていました。
ちなみに今回は10月スタートですw
なんだろう、この時期に発根管理したくなる現象は・・・
夏のベストシーズンにやればヒーターとか必要ないし電気代も安く済むのに・・・
さいごに
株のポテンシャルは過去一です。
細枝まで生きてて新鮮そのもの!
これを見ると一番最初の株なんて最初っから死んでたんじゃないかな?と思うほどです。
なんとか今回は成功させて発根率20%としたいですね。(一般的にベアパキの発根管理成功率は20%程度だと言われている)
次回に続く!