どうも、yuppyです。
今回は、盆栽の風貌に憧れてパキプスの”針金掛け”に挑戦しました。
えー…
結論から言いますと、枝の混み合い具合と針金が思ったよりも言うこと聞かないせいで非常に大変な作業でした(汗
しかも、針金を掛けたはいいけど枝を強制するまで至らず、ただ枝に針金を掛けただけになってしまい思うようにはいかず…うーん、難しい…
果たして何の参考になるかわかりませんが、悪戦苦闘した様子を綴ります。
針金掛けに使用した道具・材料
- 盆栽用の針金
- 針金切断用のニッパー
- 手袋
- 己の筋肉
私は盆栽用の専用針金を購入しました。太さの違う3種類の針金が入っていて枝の太さによって使う針金を替えられるものになります。曲げやすいアルミ製です。
普通の針金との違いは曲げやすさが違うんだと思いますが、実際に使ってみて、一番太い針金はふつうに曲げにくかったです。ほとんど力技でした。
針金のほかにはニッパーと手袋を用意しました。ニッパーは針金切断用で手袋は手の保護用です。
パキプスに針金を掛けてみた
それでは実際にパキプスに針金を掛けてみます。
(やってるときは撮影の余裕がなく)いきなり出来上がりの様子になります。
一見するとそれなりに出来ている?気がしませんか?
気のせいですか、そうですか。
はい、左が針金を掛ける前で右が針金を掛けた後です。
ビフォーアフターで比較するとよくわかりますが、ただ針金が掛かっただけですね。枝ぶりとしては変わり映えなしですね。
アフター写真で葉がないのと幹がちょっと痩せているように見えるのは季節のせいです。休眠期に撮影しています。決して針金を掛けたせいではありません。たぶん。
針金を掛けると枝がグニャグニャ曲がると聞いたんですが…
上画像のように幹も枝もグニャグニャと曲がるイメージをして針金を掛けていたんですが思うようにはいきませんでした。
というのも、針金を掛けると”枝がグニャグニャ曲がる”と聞いていたので一心不乱に針金を掛けたあと枝を曲げようと試みたのですが…曲がらねぇ!
確かに細い枝は針金を掛けたことで折れる心配なしに曲げやすくなったのですが、太い枝はとにかく曲がらん!
無理やり曲げれば曲がるのかな?とも思いつつ、枝への痛恨の一撃にもなりかねないと思い必要以上の力も出せず…どうしたもんか…詰みました\(^o^)/
もっと(盆栽の)勉強が必要でした
針金を掛ける前にもっと勉強しておくべきでした。
いけるっしょ!という謎の自信で突っ込んでいきましたが思うようにいかなかったです…。
(私は針金を掛ける前に見るべきでしたが)下記記事に詳しく記載がありますので参考にしてみてください。なるべく木に負担をかけないというのが大事ですね。
私の針金かけも今一度見直したいと思います。
太枝を剪定するという選択肢
パキプスの形を形成する手段として、今回の針金掛けのほかに「枝を(強)剪定」するという手段があります。なんなら剪定するほうがメジャーですかね?
より丸いフォルムを作ったり自分好みの形にするには有効な手段ですが、私個人の考えとしてどうにも現地で形成された太枝は剪定できない、というか残したい気持ちが強いんですよね。
細い枝ならバッツンバッツン剪定するんですが、何年もかかって太くなったであろう枝はそのバックボーンを想像すると剪定できないですね。
本当は「太枝で枝差しするのも面白そう…」って思ったりもしてるんですが。
さいごに
園芸は自由!
考え方や楽しみ方は人それぞれなのでどっちがいいとか悪いとか、何が正解とかはありません。針金で曲げるのもよし!切るのもよし!
ただ、(ベアルートで入ってきた時点でそうですが)生かすも殺すも人間次第なところがありますので、生きれる環境にいる植物たちにはなるべく伸び伸びと育ってもらいたいものですね!