こんにちは、yuppyです。
今回は、オペルクリカリア・パキプスの実生に挑戦します!!!
と、意気込んでいますが、先に結論から言ってしまうと発芽率0%でした・・・0/5でした。
挑戦される方みなさん”難しい”とおっしゃっていましたが、確かに難しかったです。
それでは、結果は分かってしまいましたが、そこに至るまでの過程を記録しておきます。
オペルクリカリア・パキプスの種子は希少でとても高価
オペルクリカリア・パキプスは雌雄異株のため、雄木と雌木が揃い、なおかつ同時期に花を咲かせないと結実しません。
そのため種子は大変希少で流通数は少なく高価です。
そんな種子を私は運良くゲットできたわけですが、購入先はseed stockさんでした。
私が確認した中では、年に数回は入荷されていますね。
ただ、いずれも少数入荷ですぐに売り切れていました。
また、メルカリやヤフオクでもたまに流通しているのを見かけます。
表皮が付いたままのものもあったりして、そっちの方が鮮度よさそうだなーと思ったり・・・
次にチャレンジする機会があれば別のところから入手してみたいと思っています。
硬実種子は発芽が難しい
誤解のないようにこれだけは言っておきますが、seedstockさんで買ったから発芽しなかったというわけではありません。
そもそもオペルクリカリア・パキプスを含む硬実種子は発芽が難しいと言われています。
種子が硬くて芽が外に出てこれないんですかね?(それでも絶滅せずに生き残ってるからすごいんですけど)
他の挑戦した方の記録を見てもそうですが、どこから購入しても発芽しないものはしないし、発芽するものはするという感じでした。
ロットの違いでも発芽率の良し悪しがあるようです。
種子の鮮度が発芽率に影響する
どの種子もそうですが、新鮮な種子だと発芽が早いです。(中には一旦冷蔵保存するといいような種子もあるようですが)
以前、自家採取種子からオペルクリカリア・パキプスの実生を行った方の記録を見ましたが、普通に全数発芽してましたので鮮度は重要かと思います。
ただ、購入者側が種子の鮮度を判断するのは難しいと思います。
よっぽど取れたてで表面の果実もみずみずしい状態の種子を譲ってくれる方がいれば別ですが、普通は入荷日や輸入日くらいしかわかりません。
例えば1年前に取れた種子でも輸入日が最近なら新鮮と思ってしまいがちなので、輸入日=最近取れた種子と思うのはやめといた方がいいと思います。
オペルクリカリア・パキプスの実生に挑戦!
到着した種子を確認すると、パキプスの種子と合わせてアロエの種子も付いていました。
コミフォラの種子を購入したときもモニター種子が付いていたので必ずつけてくれるんですかね?
不思議な種子と出会えるのでこういうサービス含め、seed stockさんは好きです。
パキプスの種子も5つと思いきや6つ入っていました。またまた嬉しいサービス!
パキプス種子の下処理
まずはメネデール漬けです。
硬実種子はその名の通り硬いので長く浸してふやかします。
このとき2つ浮いてたのが気になります・・・
メネデール水に24時間程度漬けました。
用土へ蒔いていきます。
パキプスは嫌光性種子なので用土を被せて埋めます。
このとき使用した用土はエクサゴノです。
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実生用用土としては水はけ良すぎ&粒荒すぎで不向きですが、うちにはとりあえずこれしかなかったのでこれで・・・
それと腰水するので水はけは大丈夫かな、と。
30℃程度の温室で腰水管理
あとは腰水を切らさないように温室で管理するのみ!
このとき温室内では、パキプスの発根管理も行っていたので温度と湿度は申し分ないくらいありました。
https://yuuulog.com/pachypus-hakkonkanri-kounyuhen/
1カ月以上様子を見たが発芽せず
残念なお知らせです。
それからというもの一向に音沙汰なしで、掘り起こして種子を削ってみたりしてました。
それでもうんともすんとも言わず1ヶ月以上・・・
残念ですが今回は諦めます。
もう少し置いておけば出るのでは?とかいろいろ考えましたが、出る人は1週間程度で発芽していますし、厳しいと判断しました。
発芽したらラッキー、発芽しないのが当たり前くらいの気持ちで挑戦していましたが、1つも発芽せずに終わってしまうとは・・・
発芽率の低さを考えると実生株でも高価なのは納得です。
さいごに
奮わない結果で記事にパンチがなくてすみません。
また機会があれば挑戦したいと思います。
それでは皆さん素敵なBOTANILIFEを!