パキポディウム・グラキリスに魅了されて塊根植物にハマってしまった私ですが、この度、パキポディウム・ウィンゾリーの実生に挑戦します!
グラキリスは現地球が我が家にいるので、今回はウィンゾリーちゃんです!
パキポディウム・ウィンゾリーについて
Pachypodium baronii var.windsorii マダガスカル最北アンツィラナナ岩石隊発見。鋭い棘と非常に肥大する塊茎に深紅花も美しい付属書Ⅰ該当貴重パキポディウム。発芽気温30℃(夜間も保温、30℃を保つ)サボテン用土等水はけが好ましい培地に種子が見える程度に埋め、殺菌剤希釈溶液散水後にラップ。
管理:風通し、水はけ注意、発芽まで半日陰にて表土乾燥次第散水。
発芽後:日当たりのよい場所にて育成。※冬季は乾燥させ10℃以上で室内管理。原文そのまま
いつかは自分で育てたウィンゾリーの深紅の花を見てみたいものです。
また、ウィンゾリーはCITESⅠに指定される超希少なパキポです。
ヤフオクでパキポディウム・ウィンゾリーの種子購入
今回はヤフオクで種子を購入しました。
見ているといろんなところで出回っていますが、rare_seeds_incさんの種子が発芽しやすいと評判がよかったので利用させていただきました。
落札価格は5粒で3,800円でした。
普通に考えて1粒760円なので超お高い種子ですが、実生株や現地球を見ていると何とも思わない金額になっていますね。末期ですわw
パキポディウム・ウィンゾリーの種子到着!
ということで種子が到着しました。到着まで4日かかりました。
沖縄からはるばるご苦労様でした。
早速ベンレート殺菌
パキポの種子は糸状菌(カビ)が生えやすいとの情報を見たので、ベンレートに漬けて殺菌していきます。
はじめは多湿環境で管理するので、そういった意味でも殺菌は必要でしょう。
だいたい24時間漬け込みました。
用土ヘ蒔いて温室内で腰水管理
漬け込み終わった種子を用土へ蒔いてきます。
用土はエクサゴノをベースに、表層を小粒の赤玉土で被いました。
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表層を赤玉土小粒で被った理由は、エクサゴノ単体だと粒が荒くてうまく根が張れないと思ったからです。
実生向けの用土を使えと怒られそうですが、ずぼらな私の管理はこんなもんですw
ウィンゾリーの種子は好光性種子(こうこうせいしゅし)なので用土に埋めず、表面に置くだけ(光が届く程度に軽く埋めるだけ)です。
これだけだと種子の表面が乾燥してしまうので、乾燥防止のためにラップで被いました。説明文にもラップをしろと書いてありましたので。
発芽するまではこの状態で様子を見ていきます。
また、室温も高めに保つ必要があるので温室内で管理します。
ヒーターマット&パネルヒーターで加温していきます。30℃設定です。
実生も発根管理も揃える道具は変わらないので、必要な道具に困ったら下の記事を参考にしてみてください。
蒔いてから7日で1粒発芽
水ひたひたで腰水管理を続けてきて7日で1粒発芽を確認しました。
とりあえずよかった!
残りの種子も続いて発芽してくれるといいんですけど・・・
さらに6日後
最初に発芽した1つは立ち上がってきました。
さらに真ん中の1粒からもニュッと根が出てきました。
その後3粒発芽を確認
上記からさらに1週間後、3/5で発芽してくれました。
しばらく見ていましたがこれ以上の発芽は厳しそうでした。
発芽しなかった種子はなんとなく中がスカスカな気がします。
全部発芽とまではいきませんでしたが、とりあえず発芽してくれたので満足です。
パキプスの種子なんて1粒も発芽もしませんでしたからね。
今はまだヒョロヒョロで心もとない(なんなら1つ倒れている)ですが、これからの成長に期待です。
引き続き腰水管理で見守っていきます。
本日はここまで!
それでは皆さん素敵なBOTANILIFEを!
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