こんにちは、yuppyです。
今回は、アガベ ユタエンシス エボリスピナの実生に挑戦していきます。
思い返すと、実生チャレンジもここまで結構やってきましたね〜。
あんまり勝率はよくないんですけどなんか実生に挑戦したくなっちゃうんですよね。
発根管理もそうなんですけど、0→1を創出するような作業というか、生命を感じられる瞬間というか、小さな喜びや感動を味わえることがやみつきになっているのかもしれません。
さて、前置きが長くなりましたが、エボリスピナの実生、はじめます!
ユタエンシス エボリスピナの特徴
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エボリスピナはアガベ・ユタエンシスの地域変異種の一つで、アメリカ・カリフォルニア州ノパ山脈が原産地です。名前のエボリスピナとは「アイボリー色のトゲ」という意味で、この種の特徴である葉の先端の長いトゲから名づけられています。
ユタエンシスってネバデンシスっていうのもありますよね、よく知らないですが。
オテロイ系とは異なり、細長い葉と白い(上記でいうとアイボリー)色の棘が特徴のアガベです。
枯れた葉が黄色くなって残っているのも魅力的です。
また、陽炎と呼ばれる棘がうねったタイプも存在し、非常に希少で観賞価値の高い見た目をしています。
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なぜエボリスピナ?私が実生したかった理由
たくさん魅力的な植物がある中、なぜエボリスピナを実生しようと思ったのか?というところですが、理由は下記の2つです。
- 現地球エボリスピナに魅力を感じた
- 実生から陽炎タイプ狙い
現地球エボリスピナに魅力を感じた
ちょうど、エボリスピナが流行った、というか結構輸入されてた時期があったんですよね。
SNSでも毎日のように見るようになって、見ているうちにだんだんと魅力的に感じるようになっていったんです。
じゃあ、現地球買うでしょ?って普通なると思うんですが、正直、そこまでではなかったんですよね。
でも育ててみたいなー
時間かかってもいいから現地球みたいになればいいなー
という安易な思いから実生に挑戦してみよう!となったわけです。
実生から陽炎タイプ狙い
そんな無謀な・・・と思われるかもしれませんが聞いてくださいw
特徴の項目でも書きましたが、エボリスピナには陽炎タイプがあるんですよね。
陽炎タイプは鋸歯がウネウネしているタイプのことです。
通常のエボリスピナでもかなり高額で取引されていますが、陽炎タイプとなるとさらに価値が上がります。
当然、確実に陽炎タイプが欲しければ、すでに出来上がっている株を入手するのが正解ですが、ロマンを追い求め実生に走ってみたというわけですwしかもたった5粒+おまけ1粒でwww
これで1粒でも陽炎タイプが出たものならもう・・・すごい!金脈!と思いませんか?
思ったのなら実生始めましょ!←
エボリスピナの種子をメルカリで購入
今回の種子の入手先はメルカリです。
毎度おなじみseedstockさんでも取り扱っていますが、私が欲しかったタイミングでは販売していなかったので今回はメルカリさんです。
見てみると定期的に仕入れて販売している方がいらっしゃるんですよね。
今回は1粒あたり400円程度で購入しました。普通に考えたら高価な種子ですが、ここまでパキポやらパキプスやら高い種子を買っているのでもう感覚がマヒしてますw
5粒購入しましたが、おまけで1粒付いていたので6粒で挑戦です。
エボリスピナの種子の下処理

はい!ということで到着した種子の下処理を行っていきます。
(やったことないですけど)アガベってそんなに発芽しないイメージないんですよね。
なのでそこまでシビアに下処理する必要もないかなーって思っていますが、いつもどおりメネデール水には漬けたいと思います。今回はベンレートは抜きです。
漬ける時間は半日くらいでした。
エボリスピナ播種

今回、使用した用土は市販の多肉・サボテン用用土です。
表層には細粒の赤玉土を2cmほど敷いて、根が潜り込みやすいような環境を作っています。
本当はバーミキュライトのほうがいいんでしょうが、うちにはなかったので・・・
エボリスピナは好光性種子ということで、用土にそっと置くだけです。

管理環境

用土に置いただけの種子は表面が乾燥しやすいので、ラップをかけて乾燥防止します。
発芽し始めたら取ろうと思っています。
そして、室内温室で管理していきます。
- 温度 30℃前後
- 湿度 40~70%
アガベの実生はやったことないので信用しないほうがいいですが、経験上、25℃以上あれば問題なく発芽すると思います!(謎の自信)
室内温度が低くても鉢内が温かければいいのでヒーターマットやカメラ用レンズヒーターを巻くと簡単に温度が上げられておすすめです。

さいごに
パキポやパキプスと比べるとだいぶフランクに播種しちゃいました。
さてどうなるか?
今度の変化も要チェック!!
それでは皆さん素敵なBOTANILIFEを!
