どうも、yuppyです。
今回は、「アロエ ハイブリッド」の中でも人気の園芸品種「Tempra(テンプラ)」を未発根で購入しましたので発根管理の様子とその後の成長記録をまとめました。
普段はアガベばかりの私ですが、アロエハイブリッドに完全にハマりました。そのくらいテンプラは魅力的なハイブリッドアロエだと思いますのでみんなにおすすめしたいです!!
アガベを育てている人なら同じような環境で育てられるのも魅力的ですので要チェック!
アロエ ハイブリッド ”Tempra(テンプラ)”とは?
アロエ ハイブリッド ”Tempra(テンプラ)”とは、アロエの交配種(ハイブリッド)の中の1つで園芸品種です。
タイの「TCTナーセリー」というハイブリッドアロエをメインで取り扱っている有名生産者さんが発祥です。
テンプラの特徴は、その名の通り天ぷら(日本の料理)の衣がついたような独特な見た目が特徴です。葉の表面に現れる細かく密集したヒダヒダはテンプラならではの見た目です。
環境によって色の変化も楽しめ、標準だと淡いピンク色をしています。
寒さや水の切り加減によってより赤みを帯びた見た目に変化します。逆に弱光下では白っぽい見た目になります。
テンプラはアロエ ハイブリッド種の中でも高級品種に分類されます。
初期からアガベをやっている方ならそれでも安いと感じるかもしれませんが…
アロエ ハイブリッド”Tempra”をヤフオクで落札!

TCT由来のテンプラ(子株)を趣味家さん出品のオークションにて手に入れました。
ハイブリッドアロエの相場からするとかなり高く落札しましたが、テンプラ相場的には相応の値段って感じでした。
まだまだハイブリッドアロエ市場は活発ではなく、出回ること自体がレアなので出品されたら頑張って落としたほうがいいかもしれません。
Tempra(テンプラ)着弾!
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思ったよりも小さい株が到着しました。
それでもすでにテンプラらしい特徴が出ています。
実際に見るとホント魅力的でずっと眺めていたい見た目をしています。
興味のない人が見たら”気持ち悪い”と感じるかもしれませんね。
1週間水耕管理で様子見
早速発根管理に入りました。
アガベと同じように水耕で発根管理を開始しました。
水換えは1〜2日に1回、たまにメネデールを少々添加しています。

簡単に発根するだろうな〜って高を括っていたんですが1週間経っても発根せず。
刺激を与える意味でも次のステップに移りました。
発根しないので秘密兵器導入

SA-715という活性剤?を使用しました。

オリジナルのSA-715は粒状なのですが、それを砕いて粉状にして少量の水で溶いて株の根元に塗布しました。写真の状態です。
その後は完全に乾くまで1〜2日程度自然乾燥させました。
乾燥後は通常の水耕管理と同じ管理をしました。
秘密兵器導入後3日で発根!

写真ではちょっと分かりづらいですが発根しました!
ただの水耕で1週間出なかった根がSA-715塗布後は3日で出ました。
この製品の信者やステマということではありませんが、今回の件の他にいくつか実績があるのでそれなりに信用しています。
自然由来の成分で構成されているので使い勝手もいいんですよね。
発根確認後の翌日の様子

グッと伸びてきました。スイッチ入ったみたいです。
用土へ植替え

その2日後、用土への植え替え決行です。
水耕で根を伸ばしすぎると植え替える際に根が折れてしまう原因になることと、(一般的に)水耕で出た根は土耕で生きられないという理由から早めに用土への植え替えを決めました。

用土は赤玉土、日向土メインのオリジナル用土を使用しています。
そこに緩効性肥料のマグァンプKを少々。

植え替え完了です。
鉢は贅沢にinvisible ink.を使用しました。

化粧砂はテンプラの淡いピンク色にマッチするよう白色を採用しました。
発根後6ヶ月経過

こちらが発根&用土への植え替え後半年経過した姿です。
もともと3枚しかなかった葉が倍の6枚に増えました。
展開スピードでいうと2ヶ月に1枚のペースです。成長速度は遅くないと思います。
アロエ ハイブリッドのブームはこれから!
アロエ ハイブリッドのブームはまだまだこれからだと思っています。
鑑賞性に富んだ見た目と育成のしやすさ、今後もユニークな交配種が誕生することが期待できるため、今後ますます人気が出ると思っています!
今後手に入りにくくなる前に人気種のテンプラだけでも持っておくといいかも!?