こんにちは、yuppyです。
私自身、アガベはチタノタのネームド株を中心に20種類ほど管理していて、ほとんどの株をベアルートで購入しています。
自分で発根管理をして、根を出すところからやっています。
中にはなかなか手強い子もいて、発根まで2ヶ月ほどかかったやつもいました。
ですが、今のところ時間はかかっても確実に発根させることができています。
溶かしてしまった株は一つもありません!
発根後に腐らせてしまった株が出てきたので訂正させていただきますm(_ _)m
そんな私が今回は、アガベの発根管理の方法をいくつか紹介します。
ぜひ自分にあった方法を見つけてみてください!
ちなみに今の流行りは水苔管理ですね。
アガベの発根管理難易度について
正直、アガベの発根管理は超簡単だと思います。
アガベ自体とても強い植物なので、よっぽどのことがない限り枯れません。
乾燥にはとても強い植物なので、ドライな環境ではかなりの時間(数ヶ月単位で)耐えられます。(干からびるほど放置すればドライフラワーになってしまいますが・・・)
なので基本的にアガベを★にしてしまう原因は「腐り」です。
腐って溶かしてしまうと取り返しがつかないので、これからアガベの発根管理に挑戦してみようという方は、まずは「腐り」にだけ気をつけて管理していただければと思います。
油断禁物!こんなこと言って腐らせている私が言うのだから間違いない(泣)
発根管理方法一覧
まずはどんな方法があるのかをまとめてみました。
- 水耕管理
- 土耕管理
- 水苔
- 炭酸水
- pHショック
- ベラボン水耕
- SA-715で管理(New!)
いつも私が行うのは、①と②の古典的かつ一般的な管理方法です。
ですが、近年の発根管理方法を見ていると皆さん色々と試しているようで、いろいろなやり方がありました。
中でも3の水苔による発根管理は発根率が高く、株が腐るリスクも少ないと人気の管理方法になっていますので、初心者の方へのおすすめの発根管理方法は水苔管理ですね。
それでは、上記の方法についてそれぞれ詳しく見ていきたいと思います。
水耕管理
まずは水耕管理です。
この方法は非常に簡単で揃える道具が少なくて済むので、発根管理初心者の方におすすめの方法です。
【メリット】
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【デメリット】
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水耕管理のやり方
株のサイズに合わせて空き瓶などの容器を用意する。
遮光できる容器だとなおよし!
↓
株の根の部分が少し浸かるくらいに水を張る
↓
根が出るのを待つ!!←
これだけです。
水の入れ替えは最低でも2日に1回は行いたいですね。
水は水道水でいいです。
メネデールを水に適量入れてあげると発根が早いかもしれません。
私は使っていますが、なんか、体感的な部分というか、メネデールを使ったから根が出たとは言い切れないので「かもしれない」という表現にさせていただきました。
土耕管理
土耕管理は基本ですね。
植物は土に根を張りますので、これが植物の本来のあり方と言えるでしょう。
ただ、発根管理をする上で土耕はデメリットのほうが多い印象です。
【メリット】
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【デメリット】
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土耕管理のやり方
無肥料用土に深めに植え付け
↓
腰水で水を切らさないようにする
肥料が入った用土は雑菌や藻が繁殖しやすいため、発根管理には向きません。
必ず無肥料用土を使うようにしてください。
市販用土であれば、エクサゴノの無肥料培養土がおすすめです。
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自分でこれから用土を作ってみるという方は下記記事を参考にしてみてください!
自分の使っている用土の配合のほか、有名趣味家さんやナーセリーさんの用土配合も記載しています。
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水苔管理
この方法は私はまだ試したことがないのですが、発根率が高く腐るリスクが少ないと最近人気の発根管理方法です。
水耕と土耕のいいとこ取りをしたようなハイブリット管理ですね。
【メリット】
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【デメリット】
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水耕時よりも逆に腐りが早い?といった話も聞きますので挑戦される際は失敗例も確認しておいた方がいいかもしれません。
水苔管理の方法
水を含ませた水苔に株をぶっ刺す!!のみ!
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水苔はニュージーランド産のものが高いけどいいみたいです。
私はこんなに量いらないなーと思って嫌煙していたんですが、綿半で丁度いいサイズを見つけてしまいました( ̄ー ̄)ニヤリ
いょうどいいのあるじゃん! pic.twitter.com/gxe8aREjDR
— yuppy🌵 (@yuppy7367) February 5, 2023
これ買って水苔管理を試したんだけど結局自分には合わなくて土耕に変えちゃったんだよね・・・
どんな管理方法もそうですが、自分に合う合わないはあると思いますので、みんなが成功しているから自分も大丈夫!と思うのは危険ですし、執着するのも危険です!
臨機応変に対応しましょ!
炭酸水管理
これは水耕と土耕、水苔、どの管理でもできます。
それぞれに使用している水を炭酸水に置き換えるというものです。
詳しいところはわかりませんが、炭酸水による水質調整(酸性寄りにできる)、炭酸による株(根周り)の活性化が期待できるようです。
炭酸水はソーダサーバーで作ったり、ウィルキンソンの炭酸水で行ったり。
色々な方法を試したけどまったく根が出ないという場合に試してみてはいかがでしょうか?
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pHショック
pH ショックは水耕環境で行う管理方法で、酸性環境とアルカリ性環境を定期的に行ったり来たりさせることで株にショックを与え、発根を促進させる方法です。
マジックリーフと呼ばれるモモタマナの葉で弱酸性の水溶液を作り、サンゴでアルカリ性の水溶液を作ります。
それらを3日〜1週間に1回の頻度でローテーションさせて管理します。
サンゴは入手難易度が高いので、普通の水道水(中性)とマジックリーフ水(弱酸性)をローテーションさせるだけでも効果がありそうです。
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水耕→土耕というのも一種のpHショックになっていると思います。
ベラボン水耕管理
ベラボン水耕管理は水苔管理と同じ要領です。
ベラボンに水を含ませて株をぶっ刺すだけです!
水苔に比べたらやってる人はまったくというほど見ませんが、私が試しに2週間この方法で管理してみたところ、3株中1株発根しましたので有効性は確認済みです!
試して見る価値はありますよ!
SA-715を使用した水耕(土耕)管理(New!)
SA-715とは、S&A PLANTS GARDENさんが販売している土壌改良材のことです。
水耕でも土耕でも使える粒状の土壌改良材(天然成分が主原料)なのですが、3ヶ月以上発根しなかったアガベにこちらを使用したところ、1週間で発根しました。
やっぱり来たわ!
全く期待してなかったけどすがる思いで使ったsa715が効果あったとしか言いようがない🙏
4ヶ月の発根管理に終止符!
sa715を使った発根管理から7日目で発根確認👀 pic.twitter.com/vgizK2jdG0— yuppy🌵 (@yuppy7367) September 24, 2023
最後の砦として、なんなら半信半疑で使ってみたのですが効果は絶大でした。
なかなか発根しない株をお持ちの方はぜひ試してみてください!
詳細は下記記事をご覧ください。
さいごに
持っている株と管理難易度を考慮して、まずは自分が簡単にできそうなものに挑戦しみてください。
発根管理初心者の方にはとくに水苔管理がおすすめですね。
発根管理に関する情報は、SNSを見ればたくさん出てきますので参考にしてみるのもいいかもしれません。
それでは皆さん素敵なBOTANILIFEを!