どうも、yuppyです。
今回は、ユーフォルビア・パキポディオイデスの実生に挑戦していきます!
本記事では播種〜鉢上げ直前までの様子をまとめました。
ご参考にどうぞ!
ユーフォルビア・パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)とは?
ユーフォルビア・パキポディオイデスは、マダガスカルが原産の希少珍種になります。
世界中に約2000種あると言われるユーフォルビア属の1つです。「パキポディオイデス」という名前からパキポディウムを連想しますが、ユーフォルビアの仲間になります。
成長すると高さ40cmほどに育つこともある中型種です。
デコボコした特徴的な表皮は、小さい株の頃は赤紫色をしていますが、成長すると木質化します。
また、葉も特徴的で、葉の表側は青白色をしていて裏側は赤紫色に染まります。ユニークな葉や株姿だけでなく濃い紫色の花を咲かせるのも特徴です。
種子到着!播種前の下処理

趣味家さんが出品していた種子をヤフオクで落としました。
非常に人気で想定以上のお金を積みましたが後悔はしていません!!
パキポディオイデスの種子相場からすると非常に高額でしたが、親株の完成度が高く付加価値がついた結果かと思います。
パキポディオイデスに血統や遺伝の性質があるかわかりませんが、みなさんそれがあると信じて高騰したんだと思います。私もその一人ですが。
まずは、ベンレート1000倍希釈+メネデール水に12時間漬けました。
その後、無肥料用土に播種していきます。

用土へ播種、発芽!

用土へ播種して4日、発芽を確認しました。
ここまで動きがなくて焦りましたが一安心です。
続々と発芽

続々と動いてきました。
一番最初に発芽した種子はもう双葉まで展開しました。



播種から約2週間で12粒すべて発芽しました!
10粒におまけ2粒という内容でしたが、すべて発芽して得した気分です。
発芽までのポイント
- ヒーターマット上で管理
- 外気、室内温度30℃程度
- 腰水、蓋を閉めて湿度維持

発芽が早かった株は本葉も出てきました。
写真の腰水内に見える黒い粒はSA-715という有機成分の栄養素?です。
すべて発芽したので栄養素を追加しました。

過去、早いうちから液肥をあげて壊滅させかかった植物があるので肥料には慎重になっています。SA-715は肥料ではないという観点であげています。



播種から1ヶ月ちょっと経過しました。順調です。
葉は展開してパキポディオイデスならではの青白+赤紫色の葉、茎も太くなってきました。目に見えて成長しているので育てていて楽しいです。
播種から2ヶ月経過


播種から2ヶ月経過しました。
プレステラ90がみっちみちです。鉢底からは根も出てきているのでそろそろ鉢上げしないと今後の成長に影響が出てきそうです。
ユーフォルビア・パキポディオイデス実生|播種〜鉢上げ前まで【まとめ】
- ベンレート1000倍希釈+メネデール水に12時間漬ける
- 無肥料用土に播種
- 鉢内温度30℃前後、高湿度環境で発芽
- ずっと腰水管理
続きはこちら↓
