どうも、yuppyです。
今回は、パキポディウム・グラキリス(現地球)の植え替え方法と私が実際に植替えを行ってみて個人的に注意したことを紹介していきます。
パキポディウム・グラキリスの植え替え方法
植替え時期
通常、成長期の春から夏にかけて行うのが適切です。
成長が活発な時期に植え替えを行うと、新しい根が迅速に成長し、植物のストレスを最小限に抑えることができます。
ただし、上記は屋外管理をしている場合です。
一年中室内や温室で管理している場合はあまり気にする必要はないかもしれません。
室内管理でもちゃんと休眠させてる人は、動き出したタイミングで植え替えるのがいいと思います。
準備するもの
- 新しい植え替え用の鉢:現在の鉢よりもわずかに大きいサイズを選びます。多肉植物用の排水穴のある鉢が理想的です。今回私は、陶器鉢に植え替えます。
- 水はけのいい用土:私はオリジナル配合用土を使用していますが、市販のものを使う場合は、「エクサゴノ」や「ベストソイルミックス」がおすすめです。
植え替え手順
1. 鉢から慎重に取り外す
根や茎を傷つけないように注意してください。
2. 根の確認
根が絡み合っている場合は、古い土を根から優しく取り除きます。
パキポの根は繊細で脆いので根を傷つけないようにすることが重要です。
3. 新しい土を用意
鉢底には底砂や軽石、日向土を敷いて水はけを良くしてあげましょう。
その上に鉢の半分程度まで新しい土を追加します。
現地球のパキポにはあまり肥料はいらないと思っていますが、緩効性肥料を入れる場合はこのタイミングで用土に混ぜ込んでおきましょう。
4. グラキリスを新しい鉢に植える
グラキリスを新しい鉢に配置し、根を広げるようにします。鉢の中央に配置すると安定性が増します。
5. 残りの土を追加
パキポディウムの周りに残りの土を追加し、根をしっかりと覆い隠します。
土を軽く押さえて安定させます。
私は竹串や楊枝を使って調整してます。
6. 水やり
微塵を取り除くためにしっかりと水やりをします。
目安は、鉢底から出る水が透明になるまで水やりをします。
7. 日陰で管理
植え替え後は暫くの間、直射日光を避け、半日陰か明るい場所で管理するようにしましょう。
私は1週間程度半日陰(LEDの隅)で管理するようにしました。
葉が枯れる、水を吸えずに幹がシワシワになる、などの不調がないことが確認できれば通常管理に移行します。
発根済み現地球グラキリスを購入し7か月後の植え替え
塊根幅7cm程度の発根済みグラキリスを21年9月に購入しました。
お迎え時の様子がこちら。
プラ鉢に植えられた状態で迎えました。
我が家の環境に慣れてもらうため、また、いい感じの鉢を持っていなかったのでしばらくこのままの状態で育成すること約7ヵ月。
VALIEM鉢のMサイズをゲットしたので植え替えることにしました。
プラ鉢→陶器鉢(VALEM鉢)への植え替え
プラ鉢→陶器鉢の変更で一回り鉢サイズが大きくなるようなサイズ感になります。
現在の直立型でも十分かっこいいのですが、B面の一部が凹んでいるのが気になるので、この面が下になるように植え替えていきます。
引っこ抜いてみると根っこはこんな感じでした↓
7ヵ月管理している割には少ない??
グラキリス育成は初めてなので、これがどんなもんかは計れませんが、一般的にグラキリスは根張りが浅くて細いみたいですね。
塊根部に貯水するスタイルだからなのか根はそこまで重要視してないんですかね?
最低限水を吸い上げられるだけの根があればいいみたいな。
でも現地球の画像とか見ると断崖絶壁に生えているものとかあるのでしっかりと土をつかむ必要はあると思うんですけどね。
考えるほど不思議がいっぱい、魅力がいっぱい✨
植替えに使用した用土
今回植え替えに使用した用土はベストソイルミックスを使いました。
”5年間は植替えなくても大丈夫”という唄い文句を見て使ってみようかなと。
本当に5年も植替えなくて大丈夫かはわかりませんが、そのへんは様子見つつ臨機応変に対応していきたいですね。
それと、排水性のよさがポイントです。
ベラボンが入っているので保水性もありますが、バランスはいいかと思います。
とくに、それほど今回のような深さのない鉢を使う場合、排水性だけを見てると逆に乾きすぎて水やり調整が難しいので、ある程度の保水性も必要かと思います。
そういう意味でベストソイルミックスは保水性と排水性のバランスがいい用土かと思います。
植え替える際に注意したこと
根張りもまだまだで細い根も多かったので、なるべく根を切らないように注意しました。
なので根の処理は一切行っていません。そのままインです。
ちなみに、水を保ったままだと根が切れやすいので用土を完全に乾燥させてから植え替えています。
水の中で根をほぐしながら植え替えるやり方でもいいかもしれませんが、そのやり方で出てきた泥水を処理できる能力がうちにはなかったので乾式で行いました。
あとは好みの問題ですが、鉢のマークと株の向きを意識して植え替えました。
これが意外と難しいんだわ
うまく仕立てられるとバチっと決まりますね。
さいごに
元気よく成長中!!