レビュー・紹介

簡易温室の湿度維持にペットボトル給水の加湿器が便利だった|パキプス発根管理

こんにちは、yuppyです。

みなさん植物の管理に温室は使っていますか?

温室を使うのは気温が下がる冬場がメインになると思います。

ですが、温室ってパネルヒーターを使って意図的に温度を上げようとすると、相対的に湿度が下がるんですよね。

コーデックスやアガベは高温低湿度環境を好むので、基本的には湿度が低い分には問題ないのですが、「パキプスの発根管理」を行う際は、高温多湿な環境を作り出す必要があります。

そこで活躍するのが加湿器です。

しかも、私が使用しているペットボトル給水タイプの加湿器が何かと便利だったので紹介していきます。

※残念ながら私が愛用している商品と全く同じ物は売り切れになっていたので、紹介する商品は類似品になります。

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簡易温室に加湿器を導入した目的

冒頭でも触れましたが、パキプスの発根管理を行うためです。

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パキプスは本来、高温低湿度環境を好むマダガスカル原産の植物ですが、発根管理を行うときは高い温度に加え、高い湿度も必要になります。

日本は高温多湿環境なので、夏場は発根管理に適していますが、それ以外の季節に発根管理を行う場合、高温環境を作り出すのにはどうしてもパネルヒーター(やエアコン)が必要になります。

高温環境を作ると相対的に湿度が下がってしまうので、それを上げる(維持する)ために加湿器が必要になってくるというわけです。

ペットボトル給水の加湿器を選んだ理由

一括りに加湿器と言ってもその種類は様々です。

気化式なのか?超音波式なのか?から始まり、容量は何L入って何時間使えるのかなど、たくさんの検討項目があります。

ただ今回は、温室内の湿度の上昇のみが目的になりますので、湿度さえ上がれば何でもいいという考えです。

そうすると必然的に選ぶ基準は「価格」になってきます。

さらに、私の使っている簡易温室は(植物を置きすぎて)スペースが限られているので、場所を取らないとことも重要なポイントでした。

そこで候補に挙がったのがペットボトル給水式の加湿器でした。

いろいろと種類がある中でもペットボトル加湿器は特に安い傾向にあり、さらにコンパクトだったので申し分なかったですね。

ペットボトル給水加湿器を使用した感想・レビュー

実際に使用してみると、私の温室環境では十分湿度が上がることが確認できました。

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グラフの上がり下がりは意図的に作っていますので着目点はMax値です。83%まで上がっているのがわかります。

下がっているときは34%なので、それだけ加湿器の効果で上がっていることがわかるかと思います。

コンパクトで、余計な機能もないため操作もラクで簡易温室内で使う分には全く問題ない仕様でした。

また、ペットボトルの容器を350mlや500mlに変更するだけで容量を替えられるのもよかったです。

1Lペットボトルでも試しましたが、私の使っている加湿器ではさすがに安定しませんでした。

普段は500mlのペットボトルで給水していますが、弱設定で8~10時間はもっています。

朝つけて仕事から帰ったら給水、寝て起きたら給水といった具合に切らすことなく供給可能な点もベストでした。

水換えのタイミングでまだ水が残っていれば、それを直接植物にあげられるのもペットボトルの良さです。

ペットボトル給水加湿器を使用して感じたデメリット

そこまで高いものではないので、多くを望むのならもっとお金を出して高スペックのものを買え!という話にはなりますが、調湿機能があるといいなとは思いました。

良くも悪くも設定した強さで蒸気を出し続けることしかできないので、上がれば上がりっぱなし、湿度が上がっていなくても一定で出し続けることしかできないのがデメリットですね。

私は環境が安定していないときに、何度か湿度を上げすぎて結露させました。

そのときは床がビチャビチャになりました(汗

ただ、一度環境ができてしまえば調整はいらないと思っているので、あったらいいなーくらいの機能だと思います。

ちなみに、下記の加湿器は自動調湿機能がついて卓上サイズのものになります。

さいごに

発根管理の設備投資は温室やらヒーターやらお金がかかります。

なので、ケチれるところはうまくケチっていきたいですね。

まずは安いものを使ってみて、感触を確かめつつ改善点を見つけていくのがいいと思います。

それでは皆さん素敵なBOTANILIFEを!

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