どうも、yuppyです。
今回は、実生したエボリスピナの鉢上げと植え替えを行っていきます。
播種から240日経過したユタエンシス エボリスピナの様子
プレステラ90に6株植わっている状態ですが、結構ぎゅうぎゅうになってきました。
もう少し放っておこうとも思っていましたが、葉が重なり、日差しの当たり方が違うせいか成長がまばらになってきているのが気になったので、ここで鉢上げ・植え替えを行うことにしました。
パッと見、どの株も健康そうですが果たして根はどんな感じになってますかね。
1株ずつプレステラ90へ植え替え
ということで、バラしながら1株ずつプレステラ90への植え替えを行っていきます。
【鉢上げ・植え替えに使用した用土】
今回、植え替えに使用した用土は自家配合用土になります。
下記記事に詳しく書いていますが、赤玉土と日向土、ゼオライトを配合した酸性寄り、水はけのいい用土を使っています。
子株に使うにはかなり辛めの用土になっていますが、うちのエボリスピナさんたちは結構タフそうなのでこれでもいけるだろうという算段です。
用土には元肥としてマグァンプK中粒を入れました。
用土内に元肥を入れると肥料のあるところまでしか根が成長しないという考察を最近見ましたが、この植え替えを行ったときには知らなかったです(^^;
まぁ、液肥も与えればまんべんなく栄養が行き届くから大丈夫でしょ!と思っています。
実生エボリスピナの管理環境
夏場の管理
- 屋外直射⇒半日陰(遮光)に途中で変更
- 灌水頻度 ほぼ毎日
はじめは屋外で直射管理をしていたのですが、日差しに耐え切れずに焼いてしまったので、それからは半日陰(遮光)での管理に切り替えています。
ただ、直射管理をしていてわかったことは、実生して1年未満の株なのに非常に丈夫だったということです。
本当に日差しの強いときのたった1日で焼いてしまいましたが、それまではノーガードでまったく問題ありませんでした。焼いても株がダメになったわけではなくみんな生きてますし。
実生したウィンゾリーは同じ環境下で干からびて☆になってしまいましたので、その点も鑑みて、エボリスピナは丈夫!という判断です。
冬場の管理
- 室内LED管理
- 温度 最低10℃前後
- 湿度 30~60%
- 灌水頻度 2日に1回程度(用土表面が乾き次第)
- 肥料 ハイポネックス液肥とリキダスを交互に付与
夏とは打って変わって甘々管理をしています。
アガベって「休眠」という概念がないと思っていますがどうなんでしょう?
夏でも冬でも環境さえ整っていればガンガン育成スタイルで私は問題ないと思っていますので、こんな管理を決行しました。
肥料マシマシ水多め管理ですが、用土が辛めなせいか成長は非常に遅めです。
まだ夏も冬も初めてなので今の管理が正しいかは不明ですが、メリハリをつけて成長の変化を見ているところです。
鉢上げ後、約4ヶ月経過した実生エボリスピナの様子
鉢上げ後、約4ヶ月経過した実生エボリスピナの様子がこちら!
正直あまり成長しているように見えない・・・なんなら鉢上げ前よりも成長が鈍化している?
環境は悪くはないと思うんですけどね。
考えられる原因は2つ。
- 用土が辛すぎで根張りが弱い
- 夏場に焼いた影響で成長が鈍化
用土が辛すぎて根張りが弱い
赤玉土、日向土は小粒(粒度2,3mm程度)を使用していますが、実生1年生の子株にとってはかなり辛めの用土かと思います。
細い根は用土を掴むことができず、土の下へ潜り込むことができなくなっている?と推測です。
灌水は多めでしたが、根張りが弱いせいで株の成長が遅くなっている可能性があります。
夏場に焼いた影響で成長が鈍化
もう一つは、夏場に焼いてしまった影響が出ている可能性があります。
成長点はやられていませんが、葉には焼け跡があり、確実にダメージを受けている状態でした。
目に見えるダメージのほかにも成長を阻害するダメージを受けている可能性があります。
これらのダメージにより正常な成長ができていない可能性が考えられます。
冬場の安定した管理で成長確認
どうしても夏場は天候に左右されやすく原因特定が難しいので、冬場のLED管理下で変化を見ていきたいと思います。
まずは上記で紹介した冬場の甘々管理を行い、成長にブーストがかかるのか?そのままなのか?それとも徒長するだけなのか?を確認していきたいと思います。
用土は現在の辛めのままです。
そろそろエボリスピナらしい葉性を確認したいところ・・・
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