こんにちは、yuppyです。
今回は、アガベチタノタ ブルーダイヤモンドの発根管理【完結編】です。
ベラボン管理から始まりましたが、結局得意な土耕で発根させましたので、その方法と管理環境について綴ります。
ベラボン2週間→水苔1週間→土耕2週間で発根確認
えー、正直結構時間かかりました(^^;
それでもこじらせる前には発根できたかなと思います。
株が小さかったので少し心配しましたがなんとか発根してホッとしている次第です。
ベラボン管理2週間で発根せず
こんな感じでベラボンによる発根管理を2週間行ってきましたがブルーダイヤモンドは発根しなかったんですよね。(王妃雷神のみ発根)
なので、ベラボンを2週間でやめて次に水苔管理にシフトしました。
水苔管理1週間でも発根せず
今流行りの水苔管理に切り替えました。
やることはベラボンのときと変わりません。
水苔を敷いて水で浸して株を差し込むだけです。
ただ、実践してわかったのですが、なんとなく私?というかブルーダイヤモンドには合わなかったので1週間でやめてしまいました。
私のやり方がまずかったのかもしれませんが、うまく水苔と絡まないというか、浮いてくるというか・・・
感覚的な部分があるのでうまく言えませんが、とにかく今回は合わなかったですね。株が小さいせいかな?
これなら土耕でいいや!と思って土耕管理に切り替えました。
土耕管理2週間→発根確認
ほりほり・・・
そして土耕管理です。
正確にいうと土耕+腰水管理です。
一度始めると逐一確認するということはできなくなりますが、私としては一番実績のある管理方法なのでなんとなく安心できるんですよね。
根の確認はできませんが、株の顔色は毎日確認してました。
下葉が枯れ始めてるのに上が全然動いていないとか、全体的に萎れてきているとかの悪い変化があれば引っこ抜いて確認しようという指針は決めていました。
で、今回発根確認に至った理由は、なんとなく顔色が悪そうだったからなんですよね。
結果的には発根していたのですが、発根するために体力を使ったせいで顔色が悪かったのかなーと。
班入り株は何かと気難しそうですが、発根管理は思ったよりもスムーズにいったように思います。
1ヶ月はかかりましたがほかの株でもいつもこのくらいはかかるので許容範囲ですね。
土耕管理で使用した用土
硬質赤玉土+日向土+ゼオライトのオリジナル用土にベラボンを追加した用土を使用しました。
オリジナル用土だけだと水はけが良すぎるため、ベラボンを加えて保水性を向上させています。
このへんは鉢の大きさや株の大きさによって変えています。
ただ、今回の発根管理では腰水にするので、発根後に植え替えるのであればベラボンはいらないかもしれません。
私は発根後もそのまま植え替えずになるべく大きくしようという魂胆だったのでベラボンを加えて保水性を向上させたって感じです。
発根管理の環境
- 簡易温室
- ヒーターマット+レンズヒーターで鉢を加温
- 植物育成パネルLED
- 送風あり(首振り・弱)
温室内自体は加温していません。
ポイントはどれだけ鉢内温度を上げられるかというところですね。だいたい鉢内温度を30℃まで上げています。
また、腰水管理で用土に藻が生えたり株が腐る可能性があるので送風は必須かと思いました。
光も必須だと思いますが、弱めに当たるところに配置しました。
あとは、土耕に切り替える際にルートンを塗布しています。
まぁ、気休めだとは思うのですが結果的に発根しているのでこれもちょっとは発根に起因していたのかな?
1~2週間単位で環境に変化を付ける管理がいいと思う
人それぞれ管理スタイルがあると思うので管理方法を変えるというのは抵抗がある人もいると思いますが、根が出るまで一点張りの管理は危険です。
株の体力も無限じゃないし、その株にとっての根の出やすい環境というものもありますからね。
実際、土耕でまったく根が出なかったのに水耕に変えたら3日で根が出たという経験もあります。
なので、1〜2週間位で管理方法を変える管理がいいと思います。
今回のブルーダイヤモンドの発根管理の場合だと、
ベラボン2週間→水苔1週間→土耕2週間
で発根しました。
pHショック的な効果も期待していたのでローテーションすることでそのへんがうまくハマったのかなーと思います。
元々ある根は処理しないほうがいいかも!
元々あった根の途中から分岐して発根してる。
干からびてしんだと思った根も残しとくのがよさそう🙄 pic.twitter.com/vqNr0DAQY3— yuppy🌵 (@yuppy7367) March 3, 2023
今回管理したブルーダイヤモンドにはもともと根がありました。
根があったと言っても触った感じ干からびて枯れている印象でしたが、今回発根した場所はその枯れていると思った根の途中からでした。
なので、生きているか死んでいるかわからない根でも、邪魔じゃなければとりあえずそのままにしておくのがいいかもしれません。干からびて茶色い根は枯れている可能性大なので除去してしまってもいいですね。
ただ、枯れた根を残すことは多少なりともリスクもあって、場合によっては腐る要因となりますのでその点は注意ですね。
さいごに
発根管理は毎回ヒヤヒヤしますが発根したときの感動はたまりませんね。
これが発根中毒・・・