こんにちは、yuppyです。
当ブログを立ち上げて1ヶ月程度なのですが、嬉しいことにすでにコメントをいただけるようになりました。
とある記事へのコメントになるのですが、それが、
ターカネンシスじゃないですか?
葉の形や表皮の色、薄さからして!
ターカネンシスの葉性は葉先がギザギザなる事と内側にまるまる傾向があります。
こうった内容になります。
その問題?の記事がこちら↓
記事では「カタフ」として記載しているので、それに対して、違うんじゃない?ターカネンシスでしょ?というのがコメントの趣旨かと思います。
そこで、なぜ私は「ターカネンシス」と言わずに「カタフ」としているのか、そもそも「カタフ」と「ターカネンシス」の違いはなんなのか?について徹底調査しました。
コミフォラ・カタフの購入に至るまで
まず私は、販売者さんからカタフ(ピュア)ということでベアルートで購入しています。
当然、ベアルートでしたので葉性は見ることはできませんでしたし、幹肌を見る限り、ターカネンシスというよりはカタフ(原種)に近いかな?と判断しました。
発根管理に成功し、葉性が明らかに
そして、発根管理に成功し、葉性が明らかになりました。
丸葉にも見えますが、ギザギザが付いている葉もあったりしてターカネンシスに近い葉性でしょうか。
さらに、コメントにもありましたが、葉が内側に丸まる傾向があるとターカネンシスのようです。
ただ、この情報は私は初めて聞いたことで真偽はソースもなかったため、定かではありません。
ということで、コミフォラ・カタフ(原種)とターカネンシスを区別する明確な判断基準がそもそもあるのか?違いはなんなのか?について調査しました。
コミフォラ・カタフ(原種)とターカネンシスを区別する明確な判断基準は?違いは何?
比較項目 | カタフ(原種) | ターカネンシス |
葉の形状 | 丸葉でギザギザなし | 先が尖り、ギザギザあり |
幹の色 | 真っ白でつるつる | 白+ところどころに緑色が見える |
枝の色 | 黒、濃い茶色 | 白、緑(幹の色に近い) |
コミフォラ・カタフ(ソマリア、ピュアと言われている種)とターカネンシスに関する情報は非常に少なく、明確にこれ!と言っている文献は発見できませんでした。
ですが、一般的に言われている違いは上記になります。
雰囲気の話になってしまいますが、ターカネンシスのほうが荒々しい姿をしてます。
そして、ターカネンシスはカタフの「変種」と言われていますね。
産地の違いで呼び方が変わる説
見た目の違いでなんとなく分かれることはわかりましたが、色々と情報や写真を見ていると、産地の違いで呼び方が変わってる説が浮上しました。
カタフの自生地はエチオピア、ケニア、ソマリア、タンザニア、イエメン、サウジアラビアなどアフリカから中東まで広範囲に渡ります。
その中でも、カタフ(原種)と言っているものの産地はソマリアに限定されているのです。
ソマリアのカタフは葉が丸く、幹は白色で枝は黒だというのです。
それ以外がターカネンシスであったり、その他のカタフになるというのです。
そう考えると、ソマリアから来た見た目がターカネンシスのカタフは原種なのか?とか、ソマリア以外から来たカタフは、原種と同じ特徴でもターカネンシスになるのか?という疑問が出てくるわけです。
残念ながらこの疑問を解決できるような情報にはたどり着けませんでしたが、こちらの記事が私としてはとても納得いくものでした。
下記に内容を一部抜粋します。
- 「本物のカタフ」と呼ばれて人気があるのは、とっくりのような丸い幹と白い肌、枝先だけが黒く色づく特徴をもち、ソマリアの特定の地域から輸入されてきたもの
- 実際にはさまざまな幹丈や樹形、色のカタフがありますが、日本でカタフといえばこのタイプ
- ターカネンシス(Commiphora kataf ver. turkanensis)やホルトジアーナ(Commiphora holtziana)という名前で出回っているものはカタフの近縁種か別産地のカタフ
なんとなく、日本人の好みで分けてるんだな、というのがわかりました。
なんか世界に一つだけの花の歌詞を思い出しました。
それなのに僕ら人間は
どうして後も比べたがる?
ひとりひとり違うのにその中で
一番になりたがる
悪く言うつもりはありませんが、コメントをしていただいた方は、どうしてもターカネンシスにしたがる勢なんでしょうね。
そうすることで価値も落とすことが出来ますからね。
他の方が育てているコミフォラ・カタフとターカネンシスを見てみる
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これがいわゆる原種、ソマリア、ピュアと呼ばれるカタフですね。
とても美しい・・・
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こちらもカタフ(原種)。
こう見るとギザギザしている葉もありますよね?
でもターカネンシスではありませんよね?
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そしてこちらがターカネンシス。
荒々しさと幹の緑色、葉が尖っている(ただしこれはギザギザがない)というターカネンシスの特徴が出ています。
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こちらもターカネンシス。
葉の感じを見ると先程よりターカネンシスしてますね。(なんだろ?ターカネンシスしてるって・・・)
このように比較してみてみると特徴の違いがよくわかりますね。
ただ、どちらにも言えることですが、
どっちも最高!かっこよすぎ!
これに尽きるんじゃないですかね?
私の購入した株はコミフォラ・カタフ(原種)?ターカネンシス?
そして私の株はカタフ(原種)なのかターカネンシスなのか?ということですが、株の見た目からすると、
- 葉性は丸に近いがギザギザが付いている葉もある
- 幹に緑色が見える部分がある
- 枝は黒っぽい
という特徴があり、原種とターカネンシスの中間のような見た目をしています。
ただ、入手元である販売者さんはコミフォラ・カタフ(ピュア)ということで販売していたので、私としてはソマリア産のカタフという認識です。
そこで、私がたどり着いた結論は、
ソマリア産の原種カタフとターカネンシスのハイブリット・カタフ
です。
ターカネンシスと言わせたい勢がいる限り、このような形で終止符を打ちたいと思います。
うちに来たからにはなんであろうと最高な状態に育てるのみです。
どっちでもかっこいいことには違いないですからね!
とにかくこの子は発根管理からやっているので想い入れがハンパないんですわ。
今はダサいプラ鉢ですが、夏前にいい感じの鉢に植え替えてやろうと思っています。
さいごに
ちゃんとエビデンスのあるソースをお持ちの方がいましたら一報ください。
お待ちしております。
それでは皆さん素敵なBOTANILIFEを!