レビュー・紹介

【植物育成LEDパネルライト】MarsHydro TS1000使用レビュー【アガベ・塊根植物】

どうも、yuppyです。

今般、品質(安全性)に問題のある植物育成用LEDライトが話題になっています。

「価格相応の品質」と言えばそうなのかもしれませんが、電気を扱う機器は万が一のことがあった場合、火事や感電などの命に関わる危険がありますので、高品質で安全な製品を使いたいですよね。

今回は、高品質・高出力な植物育成パネルLEDライト「MarsHydro TS1000」のレビューです。

MarsHydroTS1000もPSEマークの表記がないので、その点は一抹の不安があります。

ただ、PSEマークがないと日本では違法販売になるので、その辺は大丈夫だと思っているのですが・・・

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MarsHydro TS1000を購入に至った経緯

私は、MarsHydro TS1000を購入する以前に、すでにアマテラスLED20WとヘリオスLEDライト、安物のパネルLEDライトを使っていました。

【レビュー】GREENSINDOOR LED植物育成ライト600W相当が思った以上に明るくコスパがよかった件

植物もそこまで多くなかったのでそれらで足りていたのですが、あれよあれよと植物が増えてしまい、ライトを増やそうとなって行き着いたのが「MarsHydro TS1000」でした。

今まで使ってきた安物パネルLEDを増やすという手もありましたが、より太陽に近い高出力な育成ライト欲しかったという思いもあり、TS1000の購入に至りました。

現在でこそ、高出力なパネルLEDライトはたくさん出回っていますが、私がTS1000を購入した時はまだ国産のヘリオスProくらいでした。

ヘリオスProは見た目がかっこよくてTS1000同様に高出力で捨てがたかったんですが、TS1000と比べると1.5倍くらい高価なんですよね。

拡張性のあるモデルだとさらに高くなるので断念しました。

逆にいうとTS1000は、高出力でなおかつ拡張性があるという部分でコスパが非常にいい製品だと思います。

MarsHydro TS1000の特徴

消費電力 150W
PPFD(光合成光子束密度) Max使用時1300μmol/m²/s以上
(太陽が2000μmol/m²/sと言われている)
調光 可能
コスパ

強い光を必要とする植物を育てる場合において非常に重要になってくるのがPPFD(光合成光子束密度)です。

PPFDは、人間が感じる光の度合いではなく、植物が感じる光を数値化したものです。
植物のクロロフィル(葉緑素)が光合成に作用する400~700nmの波長範囲の光の量を表します。PPFD値が大きいほど光が強いと考えられます。
一般的な観葉植物の場合は、最低10以上500程度のPPFDが必要とされています。
快晴の日のPPFDは2000程度とされています。曇りの日のPPFDは約 50 〜 100 μmol/㎡/s です。

塊根植物やアガベを育てる場合は、2000μmol/m²/sに近いPPFDを出せるライトが必要になってきます。

そんな中TS1000は、Max使用時でPPFD1300μmol/m²/sまで出すことができるので、太陽に近いと言えるのではないでしょうか。

ちなみに、人気のパネルライトである「Helios Green LED PRO HGP-101」でも、公称値で1066μmol/m²/sです。

このことからもTS1000が非常に高出力ライトであることがわかると思います。

私が使用している中では75%ほどのパワーで十分事足りているほどです。

MarsHydro TS1000の外観と使用感

MarsHydro TS1000開封の様子
セット内容
ドライバー

海外規格には適用していそうですが、PSE(電気用品安全法)マークがありません。

日本に輸入する際には認可を受けてマークの取得が必須なはずだけど、そのへんはどうなってるんだろうか・・・

LEDチップ配列

LEDチップの配列はこんな感じ。

寄ってみた。

カバーとかは特になくLEDチップがむき出しの状態です。

今まで使っているパネルLEDライトはすべてチップむき出しだったので、むき出しが悪いとかいう話ではないです。

性能や放熱の関係でカバーはできないのかなーと思っています。

調光ドライバー

こちらが調光可能なドライバーになっています。

ダイヤル式で無段階調整可能です。

ダイヤル横の穴が数珠つなぎ用のポートになっています。

専用ケーブル

こちらが数珠つなぎするとき用の専用ケーブルです。

数珠つなぎすると調光がまとめてできるというだけなので、実際使うシーンは少ないと思います。

こちらが実際に吊り下げて点灯してみた様子です。

3000Kと5000KのLEDチップの組み合わせですが、3000Kが勝ってるようでかなり黄色みがかった見た目になっています。

実際に見る分にはそこまで影響はありませんが、写真で撮るとかなり黄色いので、SNSに映え写真としてUPするときは色補正が必要になりそうです。

これで植物までの距離は40cmほどです。

これは最近の設置の様子です。

安物LEDとMarsHydro TS1000を併用している状況です。

TS1000はパネル上部にドライバーが設置されているのでその分厚みが出てしまいます。

設置する際は、そのことも考慮しとかないと高さがうまく出せなくなるので要注意です!

MarsHydro TS1000のメリット&デメリット

メリット デメリット
高出力で植物の生長促進が期待できる(徒長しない) 消費電力が大きい
調光可能なのでどんな植物にも対応できる 一般的なパネルライトよりも大きくて重い
数珠繋ぎができて拡張性抜群 デザインがイマイチ?(それでも前より良くなったと思う)
コスパがいい 日本版公式サイトの日本語があやしく、王乳方法がややこしい
最大5年保証 PSEマーク(表記)がなく安全性に一抹の不安

メリットに関して

私個人としてはメリットしか感じていません。

私がLEDライトに求めるものは「植物がよく育つ、かっこよく育つ」ことなので、消費電力の大きさやデザインというのは二の次です。

コスパがいいというのも大きなメリットです。

どんな電化製品もそうですが、性能がよくなると価格が高くなります。

ある程度は仕方のないことですが、植物育成LEDライトの場合、性能がいいLEDライトを使ったからといってかっこいい植物ができるとは限りません。

照射時間や風の当て方、水やり頻度に寄るところもあります。

なので、使ってみないとわからない部分もあり、なるべく安く高性能なLEDライトを使いたいというのがユーザーの求める部分だと思います。

じゃあ「TS1000が安いか?」と言われると安くはないけど高くもない価格です・・・

安物パネルLEDと比較すると3〜4倍高いですが、ハイスペック(と言われている)パネルライトと比べると7割くらいの価格帯です。

単純に価格だけを見るとそんな感じですが、性能がハイスペックなのでトータルで見るとコスパがいいんですよね。

ゆっぴ
ゆっぴ

なんでもそうだけど安くていい物が欲しいよね!

保証は条件にもよりますが、最大5年間受けられます。

具体的な保証内容は下記のとおりです。

  • 0~3 か月・・・フルカバー保証: 無料の代替 LED 照明、送料無料を提供します。
  • 3~12か月・・・ 限定保証: 無料の代替 LED 照明を提供します。購入者は、送料と発生する可能性のある製品のアップグレード費用を負担します。
  • 1~5年・・・ 限定保証: 新しい LED を 30% ~ 50% オフで入手できる下取りを提供します。

製品保証について − MarsHydro

デメリットに関して

個人的に一番不安に思うところが、PSEマークがないことです。

PSEマークがない

海外規格は色々と書いてあったり、IP67というかなりしっかりした防水規格も取得しているのにPSEマークがない・・・

そもそも日本に輸入できている以上、そのへんは大丈夫だと思っているのですが、信頼性のマークでもあるので、ないのは不安ですね。

マークがないと製造・輸入・販売が違法となり、罰金や懲役の刑罰が課せられる恐れがあるのは知ってるよね?マーズさん・・・

それと、日本版公式サイトの日本語が怪しいことです。

本家サイトをそのまま翻訳したような日本語の説明書きで、なんかよくわからないところもたくさんあります。

今でこそ使ってる人がたくさんいるので口コミ等を確認した上で信頼している部分がありますが、初めての方は抵抗あると思います。

支払い方法も、Paypalを使えば大したことはありませんが、通常の支払い方法だとめんどくさそうです。(私はPaypalを使っています)

MarsHydro TS1000を使用して得られる効果は?

まさに太陽!とまではさすがに言い切れませんが、太陽に近い効果が得られていると思います。

私は主にアガベの子株~中株に使用していますが、明らかによくなっています。

新しく展開する葉は幅が出て丸みが出てきていることと、鋸歯も展開するごとに荒々しくなっています。

当然徒長はしていません。

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光に敏感(弱い)株に照射すると、葉焼けはしないもののストレスカラーが出るくらいには効果があります。

確かに、安物のパネルライトでも照射距離を近くすることで相対的に出力を強くすることは可能です。

しかし、ライトと植物が近すぎて水やりがしずらかったり、一部だけ深鉢に変更したときに高さ調整がうまくいかなかったり、とライトのパワー以外の部分で利便性が悪かったりします。

その点、TS1000は元の出力が強いので、ある程度距離が離れてても補完でき、水やりのしにくさや高さ違いの鉢にも対応できるなどの副効果も得ることができます。

MarsHydro TS1000の購入方法

Amazonでも販売していますが、断然公式サイトからの購入がおすすめです。

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公式サイトから購入したほうが1万円ほど安く購入可能です。

公式サイトではたまにセールもやっているので、通常よりもさらにお得に購入するすることが可能です。

セール率は5~15%ほどです。

急ぎでなければたまにサイトを見に行って安いタイミングで購入するのがいいかも!

MarsHydro公式サイトはこちら!

※アフィリンクでもなんでもないので安心してください

MarsHydro TS1000がおすすめな人は?

まとめ
  • より太陽に近いLEDライトを求める人
  • 多数の株を育成している人
  • 拡張性を求める人
  • コスパを求める人

さいごに

MarsHydroの価格帯で同レベルの性能を持ったパネルLEDライトというのは現状ありません。

今後出てくる可能性はありますが、それが1週間後なのか1年後なのか数年後なのかは分かりません。

いち早く環境を整えることが植物の生長、QOL向上につながりますので迷っているなら即買いです!

いや!焦っていなければセールのタイミングを見て即購入です!

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