こんにちは、yuppyです。
今回は、coyote plantsさんから迎えたOaxaca Oteroiの発根管理に挑戦です。
Oaxaca Oteroi(オアハカ オテロイ)について
メキシコのオアハカ州原産のアガベ オテロイ(※本記事ではチタノタと同義)がオアハカオテロイ、オアハカアガベなどと呼ばれています。
オアハカオテロイは、いかにも荒野で育ってきたようなワイルドな葉姿が特徴です。
鋸歯も特徴的なものが多く、近年高騰中のネームドアガベにも匹敵(それ以上)する株も多くあります。
また、台湾や中国のネームドアガベと似た特徴をもつ株もありますが、オアハカ オテロイはとくにネームが付くわけではなく、総称として呼ばれています。
中には区別の意味を込めてSpecial(特別な)Oaxaca Oteroiなんて呼ばれる株もあります。
輸入されてきた段階ですでに完成された姿の株が多いですね。作り直しは必要だったりしますが。
また、最近では実生オアハカ オテロイなんていうのも出てきました。
種子がオアハカ オテロイから取れたものだからそう呼んでいるのだと思いますが、日本で発芽し、日本で育ったのにそう呼ばれているのが私としては少し疑問です。
coyote plantsさんから購入
私は今回、coyote plantsさんから株を購入させていただきました。
coyote plantsさんはオアハカオテロイの輸入を始め、ゴリ猫や安曇野白鯨、宝珠、狼牙など独自のアガベを創出しています。
株が販売されるたびに速攻で売り切れるのでなかなか購入の機会がなかったのですが、ゲリラ販売のタイミングで運良く購入できました。
Oaxaca Oteroiの発根管理【水耕管理】
それではOaxaca Oteroiベアルート株の発根管理を行っていきます。
Oaxaca Oteroiの下処理
まずは株全体をベンレート殺菌24時間→乾燥させました。
もうすでに発根しそうな雰囲気しています。2枚目の少し盛り上がってるところから来るんじゃないかな?
水耕管理で様子見
まずは水耕管理で様子を見てみることにしました。
理由は、すでに発根しそうな箇所があったからです。
普通の水道水+ときどきメネデール+温室&レンズヒーターで水温を少し上げた状態にしています。
夏だったらこんなに手厚くはしてないんですけどね。
発根管理1週間
2022年12月12日から発根管理を開始してから1週間が経ちました。
が、残念ながら発根せず・・・
なんとなく来そうなところはあるんですけどね。
とくに焦ってはいないので引き続く様子を見ていきます。
発根管理2週間
あれれー?おかしいぞ−?
まだ根が出ません。
このまま水耕を続けても状況は変わらなそうなのでアクション起こします!
土耕に変更します!
Oaxaca Oteroiの発根管理【水耕→土耕管理】
ということで土耕管理に切り替えます。
まずは下処理から。
根周りを削る
到着したときからある古い表皮を削って新しい組織を出します。
こんな感じでざっくりぐるっと一周削りました。
次にベンレートを粉のまま塗布し、雑菌予防しました。
ついでに気休めでルートン(発根促進剤)も塗布しました。
用土へ植込み腰水管理
赤玉土、日向土メインの無肥料用土(自家配合)へ植え込みました。
市販用土を使う場合、下記がおすすめです。
水を切らさないよう腰水で管理します。
引き続き温室内でレンズヒーターも巻いて温かい環境を維持していきます。
発根管理3週間
発根管理開始から3週間、土耕管理に切り替えて1週間が経過しました。
なんとなく葉が開いてきたような?
うーん、変化なしか。
発根管理4週間、発根確認!
おっと、これはびっくり!
いつの間にか鉢底から根が確認できるレベルまで成長していました。
何度やってもこの瞬間は嬉しいですね。
これにて発根管理終了です!
今回は1週間くらいですぐに出てきてくれると思ってたんですけど、なかなか手強かったです。
結果的には4週間かかりました。
とんでもなく鋸歯がかっこいいのでこれから育成頑張りたいと思います!
それでは皆さん素敵なBOTANILIFEを!
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