超絶やらかしました・・・
今回はかーなーり落ち込んでいます。
芽吹きありパキプスを腐らせたときと同じくらい落ち込んでいます。
というのも、超高級アガベを発根確認後に腐らせてしまいました・・・
アガベでやらかしたのは実質今回が初です。(以前1株腐らせましたが再発根の後復活しているためノーカン)
アガベチタノタの根腐れの症状と原因、その後の対処方法について
よりによって高級ネームド株・・・
Nプラ産のBAKEMONO(悪魔くん)の子株でやらかしました・・・
今回は、自戒と反省を込めて、発生状況と今後の予防策についてまとめます。
今後、同じ過ちをしないように、よーく反省します(/_;)
3ヵ月以上の発根管理の末、発根確認
天芽ということもあってなかなか根が出てくれない中で、いろいろ試してやーっと出た根でした。
最終的に根が出た管理方法は、「SA-715+水耕」です。
ここまで腐りにはシビアに管理してきて、3ヶ月無事に腐らずにきたのにいったいどうして・・・
発根確認後、用土へ植込み腰水管理
発根確認後、意気揚々と用土への植え込みを行いました。
根が折れないように慎重に、なおかつグラつかないようにちょっと深めに植え付けました。
水耕で出た根なので用土に植え付け後も馴染むまで腰水で管理していました。
ここまでは従来どおりの方法で、同様の管理でも元気に成長している株はたくあんあります。
1週間動かず、おかしいと思い抜いたところ腐り発生
腰水で管理すること1週間。
うーん、ちっとも展開しないな
根の出方からすると1週間もすれば少しくらい展開してもおかしくないのに、まったく動かないことを不審に思いました。
腰水の水もまったく減らないのも気になりました。
ただ、株の見た目は植え付けたときと同じで緑だし、シワも寄ってないし。
発根したばかりなので抜きたくないと思いつつ、変な胸騒ぎがしてそっと抜いてみることに・・・
え・・・
え・・・?
(ここで意識を失う)
意識を失うというのは大げさでしたが、ちょっとリアルに立ちくらみはしましたw
もう明らかに腐ってました。
黄色っぽくジュレってて、元々出ていた根は伸びもせずに死んでいまいた。
思い出すだけで涙が・・・
腐りの原因は深植え&腰水&古い用土と推測
まだ傷は癒えていませんが、冷静に今回の腐りの原因を推測してみます。
腐ってしまった原因は、
- 深植え
- 腰水
- 古い用土
このトリプルパンチが決まった結果だと思います。
どれか1つでも当てはまらなかったら腐りを回避できたのでは?とも思います。
まぁ、中でも腐りの直接的な原因は腰水ですね。
発根管理の際、水耕で根が出たこともあり、土になじませる期間として腰水管理をしていたのですが、これが仇となってしまいました。
さらに、グラつかないように深植えしていたことで水が胴体部分まで浸透してしまい、腐りを加速させてしまったのだと思います。
また、古い用土を使ってしまったというのも問題だったと思います。
古い用土というのは、この株の発根管理する際、土耕もしていたのですがそのときに使っていた土です。
十分に乾燥していたし、元々この株用で使っていた土なので植え込む際は何も疑問を持たずに植え込んでいましたが、今考えると腐敗菌まみれの最悪な土に植えてしまったのだと反省しています。
深植え&腰水という腐りやすい環境に、古い用土という組み合わせのせいで1週間で芯まで腐ってしまうような深刻な状況を招いてしまったのだと思います。
必死に生きようと根を出した株に対して、私はとても酷いことをしてしまいました。
発根して歓喜して、腐らせて悲哀するという情緒不安定な1週間でした。
発根後のベストな対応は何だったのか?
どこかしらのタイミングで用土への植え込みは必ず必要になってくるので、用土へ植え込むという行為自体は間違いない・・・はず。
私が思うに水ですね。水の量、これが全てだと思います。
今回は水耕管理で根を出したこともあって、水多めで管理してしまいましたが、思い切って水を切るくらいの管理でも良かったです。腐るくらいならね・・・
アガベってエアーでも発根するくらい強いんですよね。
なので、水はごく少量でよかったんですよ。
土を湿らせてしっかり切る!しっかり乾いたらたっぷり水をあげてしっかり切る!
たぶんこれだけで普通に生きてたと思います。
あー過保護になりすぎたなー、と反省・・・
さいごに
とても期待していただけに非常に残念です。
私の未熟さゆえ、招いてしまった結果です。
ただ、起きてしまったことはもうどうしようもないので、今後は、この経験を風化させることなく次に活かす!
自分にできることはそれだけです。(言い聞かせてます)