レビュー・紹介

【レビュー】植物ヒーターマットがコスパ最強で使い勝手抜群だった

こんにちは、yuppyです。

今回は、私が2年近く愛用している実生用ヒーターマットのレビューです。

長く使ってみてわかったメリットやデメリットについて紹介していきます。

それではどうぞ!

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植物ヒーターマットを購入に至った経緯

購入目的は、パキプスの発根管理をする際に購入しました。

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鉢を暖めるためにはどうするのがいいのか?ということを考えた結果、実生用ヒーターマットにたどり着きました。

当然、環境そのものを加温するにはパネルヒーターが効率的ですので、そちらは導入している前提でこちらも使います。

植物ヒーターマットの特徴、スペック

サイズ 52.7x25.4cm
コード長さ1.8m
温度 室温+10℃~20℃
消費電力 20W
機能 耐水性あり
用途 発芽、育苗、水耕栽培、発根管理等

消費電力は植物育成LEDと同程度の20Wです。

消費電力の大きいヒーター類にしては省エネで使える印象です。

温度上昇は室温+10〜20℃とのことですが、鉢内温度で30℃以上は上がらなかったです。

底面で測定するともう少し温度は高めになりそうです。

また、防水とは唄われていませんが、ポリエステルとABS樹脂加工で耐水性はあります。

水中で使うことはできませんが、水やり程度の濡れであれば全く問題ありません。

実生用ヒーターマットを使ってみた所感

ヒーターマットとパキプス

当初の目的であるパキプスの発根管理で使った結果は、思ったほど鉢内を暖めることができず、結局カメラ用レンズヒーターを買い足しています。

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なので、大きな鉢の中心まで30℃以上に上げたいという用途では、正直たいした能力は発揮できないことがわかりました。

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ただ、そのあとの実生チャレンジやアガベの発根管理、冬越しというセクションではそれぞれ役に立っていると感じています。

実生チャレンジでのヒーターマット利用

さすが、発芽・育苗ヒーターマットと商品名で唄ってるだけあって、実生する際は非常に役立ちました。

まず、温度がそこまで上がりすぎないのがよかったです。

温度上昇しても30℃程度なので、種子に過度なダメージを与えることなく、発芽を促せる印象でした。

また、一度に広い範囲を加温できるのはいいですね。

私は趣味で実生をしているので、蒔いてもプレステラ1つや2つに収まる程度なので、加温に関しては苦戦していませんが、実生トレイを丸ごと加温できるサイズなので、たくさん播種する方にも使いやすいかと思います。

実生にしても発根管理するにしてもそうですが、水を使うシーンは多いので、シートに耐水性があるのは安心できます。

びちょびちょに濡らしてしまっても吹き上げるだけでいいし、なんならそのままにしておいても翌日には乾いてますw

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アガベの発根管理でのヒーターマット利用

こちらも実生するときと用途は変わりませんが、ちょっと温度がほしいなというときに便利でした。

シート幅が広いので、同じシート上で実生と発根管理を同時にできます。

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室内での冬越し

パネルヒーターほどの加温は必要ないけど温室内をなんとなく暖めたいな、というときも使えます。

私は、冬場は床暖房みたいな使い方をしています。

ずっと付けっぱなしなので電気代はかかってしまいますが、パネルヒーターを使うよりは安上がりでしょ!と言い聞かせて使っています。

植物ヒーターマットのメリット・デメリット

【メリット】

  • 幅広シートで多目的(発根管理、実生を同時など)に使える
  • Max温度が30℃程度なので植物にダメージがない
  • 耐水加工なので水を使うシーンで使える

【デメリット】

  • 深鉢や鉢全体を暖めるのは難しい
  • シートに柔軟性がないのでフラットで使う以外の使い勝手が悪い
  • ON、OFFのスイッチがない

メリットどデメリットをそれぞれ同じだけ挙げてみましたが、圧倒的に使うシーンは多く、コスパを考えると十分元を取れるような優秀なアイテムだと思います。

植物ヒーターマットに対するみんなの評価

買うまで室内でアガべの幼苗と小苗にLEDを照らし、サーキュレーターで空気を循環させてましたが
温度が低かったのか、全く成長しませんでした。
こちらのマットを引いてサーキュレーターを止めて
LEDを照らしていますが12月現在葉が展開しているので個人的に買って良かったです。
ただ単に室内温度が低いからだとは思いますが
植物のために暖房をつけて留守にすることはできないので、これからも使っていきます!

こう言う物は留守中も稼働しているので火災などの心配をしがちですが、作りはしっかりしてるので多分大丈夫そう。
パキポディウム等の発根管理や、サボテンの実生に使用してます。
パネルヒーターと違い地温の安定的に柔らかな加温が出来て、非常に良いです。
冬までにはもう一枚買いたいと思います。

ダンボールに発泡スチロールを引いても3度しか上がらなかった。

否定的な意見もありますが、商品としての本来の使い方である鉢底を温めるという部分でいうと満足度の高い商品と言えそうです。

空間を暖めるのはやはりパネルヒーターが必要ですね。

植物ヒーターマットはこんな人におすすめ!

これから実生や発根管理に挑戦する人には非常におすすめのアイテムです。

パネルヒーターを導入するとなると1万円以上かかりますが、ヒーターマットであれば3000円程度で買えますので導入障壁が低く、多目的に使えるのでまったく使うシーンがないということにもならないかと思います。

大切な植物の冬越しをする際にも使えますので買っといて損はないかと思います。(植物が早めに目覚めちゃうかもしれませんので使いどころは見定めが必要かもしれませんが・・・)

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さいごに

植物(種子や苗)を加温する方法はパネルヒーターやレンズヒーターなど様々ありますが、使い勝手や価格を考えると、実生用ヒーターマットは非常にコスパに優れています。

まずはヒーターマットを導入してみて、鉢内をもっと加温したいとか環境温度を30℃以上にしたいという要望が出てきた時点で、足りない物を買い足すのがおすすめです。

便利アイテムをうまく活用してBOTANILIFEを捗らせましょう!

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