どうも、yuppyです。
以前、アガベチタノタ(Cok/CG-01)を根腐れさせてしまい、大手術を決行し、発根管理を余儀なくされました。
そこから発根管理すること約2ヶ月・・・
やっと根っこが出ましたので、根が出るまでに行った管理について紹介していきます。
水耕と土耕の繰り返し
とにかく変化をつけながら発根管理を行っていました。
水耕を2週間行ったら土耕2週間、これでもでなければまた水耕・・・これの繰り返しでいつか出るだろうな感覚で様子をみてきました。
土耕、水耕とどちらかに偏らないようにしたのもちゃんと理由があって、
土耕で出やすい株と水耕で出やすい株、それぞれあるからです。
また、pHショックという方法でもあります。
pHの変化で刺激を与えてその結果、根が出やすくなるという内容です。
中性〜アルカリ性寄りの水耕と、赤玉土で酸性に寄せた土を使った土耕でショックを与えるような管理方法を行っていました。
結局これでは出なかったんですけどね・・・
水苔も使用
水耕と土耕の間に水苔も使ったりしていました。
水苔は最近流行りの発根管理方法でもありますが、水耕の手軽さと土耕のハイブリットのような管理方法です。
根の確認がしやすく、腐る心配も少ないことから、発根管理初心者の方におすすめの管理方法でもあります。
今回はこれでも出なかった・・・
最終的にSA-715を使って数日で発根
そして、上記管理をローテーションさせても一向に発根する気配がなく約2ヶ月。
そろそろ本腰を入れて発根させるか(もっと早くやれ)と思い、導入したSA-715。
この株に使う以前に別の株に使ったのですが、3ヶ月発根しなかったのにSA-715を使ってすぐに発根した実績がありました。
このときは偶然かなーとも思っていましたが、今回の成果を見て確信に変わりました。
いやーすごいわ
引くほど発根するわ pic.twitter.com/Achnr4KXCX— yuppy🌵 (@yuppy7367) October 15, 2023
SA-715すげぇ!!
別に宣伝するわけでもありませんが、これはすごいっす!
前回に引き続き今回も数日で発根しました。
2ヶ月いろいろやって発根しなかった株がわずか数日で発根ですよ?
SA-715を使った発根管理方法
SA-715を使った発根管理の方法は、
- SA-715を砕いて少量の水で溶かしてペースト状にする
- 株の根(が生えるだろう)部分にペーストを塗布
- カチカチになるまで乾燥
- いつもどおり水耕管理
これで数日で発根です。
カチカチに乾燥しても水の中に入れると溶け出しますがそれはそれで気にしなくて大丈夫です。
水耕の水は3日に1回位交換していました。
また、水の中にも粒状のSA-715を数粒入れていました。
株を腐らせない管理が大事
アガベの発根管理はとにかく腐らせないことが大事ですね。
ある程度の大きさの株ならまず枯れることはないので、時間がかかろうが何しようがとにかくじっくり焦らずの精神です。
いずれ出るでしょ!そのくらいの心構えが大事です。
そうはいっても1ヶ月を超えてくるともどかしさも出てくるわけで・・・
そうなってからSA-715を使ったでもまったく遅くないので、まずは水耕や土耕など、自分がやりやすい管理をするのがいいと思います。
最初っからSA-715を使っちゃうのも手ですが、それだと効果があるんだかないんだかわからないと思うので・・・
これでやっとスタートラインに立てた
とりあえず根が出て一安心です。
これでやっと再びスタートラインに立つことができました。
株の成長が止まってからで考えるとすでに半年近くロスしてしまいました。
もっと早く腐りに気づいていれば・・・
もっと早く発根していれば・・・
思うことはたくさんありますが、株と自分が生きている限り成長を見届けることができますので、気長にのんびりといきます!
園芸は生涯続けられる趣味ですので✨
唯一のぶつぶつ系アガベが生き残ってくれてよかったー